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51回目の吉方位旅行、そして6年目突入です。
遠出することも考えたのですが、久しぶりに温泉三昧したくて、石和温泉で2泊にしました。
本来なら3泊すべきなのですが、宿がうまいこと予約できなかったのです。
皆さん、旅行に飢えていたようですよ。
石和温泉は、昭和30年代に開発が進んだ温泉郷です。
足湯を利用していた地元の人にうかがったところでは、その頃はどの宿も自家源泉を持っていたそうです。
しかし、時の流れとともに温泉湧出量が減少し、今では、自家源泉を持つ宿は珍しくなってしまいました。
そんななか、『究極の源泉宿73――誰も書かない“源泉かけ流し"の真実』にも紹介されている『旅館深雪(みゆき)温泉』は、2種類の源泉がある源泉かけ流しの宿です。
もう一軒は、明治時代に発見された自家源泉をもつ『日の出温泉』です。
タイプの異なる自家源泉の宿を満喫してきました。
1泊目:『旅館深雪(みゆき)温泉』
『旅館深雪(みゆき)温泉』は、完の湯と熟の湯の2種類の自家源泉をもつ温泉宿です。
源泉温度は50.8℃と38.4℃であり、完の湯と熟の湯をあわせて温度調整を行なって、「完熟の湯」と呼んでいます。
大きな露天風呂 |
毎分1415リットルも湧出するので、とても贅沢な源泉かけ流しです。
深夜帯も利用可能なので、何度もお風呂にはいることができます。
泉質は、低張性・弱アルカリ性・高温泉なので、つるつるとした美肌の湯です。
かすかに硫黄の香りもします。
クセのない、温泉らしい温泉だと感じました。
ただ、温度が高めということもあり、湯あたりには要注意です。
前夜の夜ふかしが悪いのか、それとも久しぶりの源泉かけ流しだからなのか、湯あたりしそうになりました。
5分から10分ほどで出て、身体を冷ましてまた入ると良い温泉のようです。
おかげさまで、冷えからくる身体のこわばりがすっかり取れました。
飲泉もできる
『旅館深雪(みゆき)温泉』の源泉は、どれも飲泉可能です。
お湯がドボドボと流れ出しているところなら、どこでも飲めます。
わたしは、ペットボトルに入れて、水代わりに源泉を飲んでいたのですが、お通じが良くなった気がしました。
味は、あまりクセがないので、飲みやすい温泉だと思います。
食事はたっぷり、甲州ワインとともに
『旅館深雪(みゆき)温泉』では、甲州牛がメインとなる夕食で、部屋食でした。
甲州牛陶板焼き |
白菜菊花和え |
柿と胡桃、銀杏の白和え |
鰤卸ポン酢 |
三種盛り |
鱈西京焼き |
深雪温泉源泉タジン蒸し |
百合根饅頭 |
あん肝、いちじくの天ぷら |
栗ご飯 |
かぼちゃプリン |
印象に残っているのは、栗ご飯です。
塩味と、クリの甘みが抜群でした。
料理のお供には、樽詰め生ワインの甲州スパークリングをいただきました。
酸味はなく、甘みもあっさりとしたスパークリングワインなので、和食に合います。
多分、ワインが苦手、という人にも飲みやすいと思います。
朝食はボリュームたっぷり
夕食はやや多いかな、という感じだったのですが、朝食はかなりのボリュームです。
たぶん、ご飯2杯はいけます。
そしてご飯は、雑穀米と白米から選べます。
これは、かなりうれしい!
もちろん雑穀米にしました。
小鉢がたくさん並びます |
前日に選ぶ焼き魚は鮭で |
これ以外に、納豆と海苔があって、女将さん自ら、納豆を持って食卓にいらっしゃいます。
普通の納豆と、変わり納豆があって、どれを選ぶかも楽しいです。
居心地の良い個室
泊まった部屋は3階で、エレベーターがないため、温泉と部屋を何度も往復するのが厳しかったのですが、とても居心地の良い個室でした。
改装したばかりのような内装で、どこもかしこもきれいです。
古くてヘタれているような場所は、なかったように思います。
照明も手元のリモコンで調整できるので、とても快適でした。
温泉で身体が十分に温まっていたこともあり、熟睡できました。
再訪リストに入れたい温泉宿です。
2泊目:旅館 日の出温泉
春日居温泉郷になる『日の出温泉』は、石和温泉駅の北口を出て、住宅街を10分ほど歩いたところにあります。
敷地内にある源泉の歴史は古く、明治42年創業の温泉宿です。
この下に源泉があります |
山が借景になって紅葉が美しい |
ロビーにはこたつもあります |
『日の出温泉』の源泉は、36.3℃の暖和性低張温泉で、pH8.1のアルカリ性です。
湯船には、自家源泉とは別に、石和温泉の引湯を加温した温泉もあります。
微炭酸でもあるので、長い時間、じっくり入ることで、温泉効果が大きくなるようです。
炭酸温泉は、血流を良くする効果があるとされていて、肌についた泡をそのままに入浴すると良いとされます。
『日の出温泉』は、湯冷めしない温泉なのですが、その理由のひとつが、この微炭酸にあると思います。
36℃くらいなので、何時間でも入っていられそうですが、わたしは60分を目安に、合計3回はいりました。
まず宿に到着して1回目、夕食後に2回め、翌朝3回目という具合です。
湯上がりは、11月ともなると、少々肌寒さを感じますが、浴衣を着ると寒さを感じなくなります。
もっとも温泉効果を感じたのは、湯上がりに布団で横になったときです。
じんわりと爪先まで温まっていることが実感できました。
飲泉できます
『日の出温泉』も飲泉可能です。
山梨県の温泉は、飲泉できるところが多いみたいですね。
甲府の湯村温泉でも飲泉できたので、飲める泉質が多いのかもしれません。
『旅館深雪(みゆき)温泉』と比べると、さらに飲みやすい温泉です。
水代わりにどんどん飲んで、身体の中からも温泉効果を堪能しました。
程よいボリュームの食事をワインの新酒で味わう
甲州ワインの新酒の時期と重なったこともあり、やはり食事のお供はワインです。
アルコール度数も低く、酸味を感じさせない、まるでジュースのような赤と白をいただきました。
甲州ワインの不思議なところは、和食に合うことです。
理由はわかりませんが、煮魚や煮物との相性が悪くないのです。
キンキの煮付け |
海苔の酢の物 |
煮物 |
刺し身盛り合わせ |
揚げたての天ぷら |
海鮮鍋 |
あったかスープでたべるうどん |
珍しいと思ったのは、最後の食事がうどんだったこと。
白飯もあるそうですが、うどんで十分でした。
切り干し大根やお浸しが美味しい朝食
朝食は適量です。
美味しいな、と感じたのは、切り干し大根とお浸しです。
正直なところ、これだけ美味しい切り干し大根に出会ったのは初めてだと思います。
そして、どうということのないほうれん草のお浸しが、揚げナスと出会ったことで、豊かな一品となりました。
どちらもご飯がすすみます。
ランチには、しっかりお腹が空く適度な朝食です。
広々、ゆったりの個室
ここでも3階でしたが、エレベーターがついているので、楽ちんです。
ただ、温泉宿にはつきもののガタピシは多少ありましたが、ほんの少しで、むしろメンテナンスが行き届いてる宿だと思います。
建物の構造のためなのか、3階が最上階なのに、どこかの部屋の開閉の音が聞こえてきますが、気になって眠れないほどではありません。
布団は敷いてありました |
西向きなので、夕日が楽しめる部屋でした。
『日の出温泉』は、お手頃価格で、源泉かけ流しが楽しめるためか、リピート客が多いようです。
山梨といえば宝石
山梨に行くと、宝石や水晶など、女性にとっては眼の毒が、ゴロゴロしています。
そして、今回、ついに買ってしまいました。
紫水晶の置物です。
ちょっと特徴的な柄が出ているのが気に入りました。
テーブルに置ける手のひらサイズだったことも、購入の動機です。
ついでにブラックトルマリンのネックレスも買ってしまいました。
実は、石とか宝石をみるのが好きなのですが、石和温泉でであった「彩石の蔵」に並んでいるのは、かなり珍しいものが多く、そしてサイズが大きいのです。
館内の多くは撮影不可ですが、ここだけは撮影OK。
これだけ美してくて、大きい水晶は、なかなかありません。
パワースポット!FUJIYAMAツインテラス
『旅館深雪(みゆき)温泉』で、翌日はどうしようかと思いながらネットをみていたら、石和温泉に関連してFUJIYAMAツインテラスが出てきました。
初めて聞く名前であり、場所です。
聞けば、プロの写真家も撮影ポイントにしているという、絶景の富士山がみられる場所なのだとか。
これは行かねば!
というわけで、朝9時30分に宿を後にして、石和温泉駅発の路線バスに乗り込みました。
FUJIYAMAツインテラスは、山に立てられた看板によると、王子製紙グループが管理する山のなかにあり、専用の送迎バスでしか行けません。
そして、送迎バスの乗り場までは、路線バスで行くのです。
石和温泉駅前から約50分、料金は900円前後、SUICAで支払い可能です。
送迎バス乗り場の始発は、「沢妻亭」という場所なのですが、路線バスだと行きすぎるので、「おごっそう家」という道の駅で降りました。
路線バスのかなりの区間が自由乗降なので、手をあげるとバスが停まってくれます。
降りるときは、運転手さんに「○✕で降りたい」と事前に伝えておくと良いようです。
そして、送迎バスに乗り込むわけですが、「始発にすればよかったかも」と思うほどの混雑ぶりでした。
あまりの人出に運転手さんも驚いて、急遽、臨時バスを呼んだほどです。
送迎バスは無料、片道35分かかり、怖いくらいのくねくね山道を走ります。
車で、すずらん群生地までは行けますが、そこから先は車は進入できませんから、送迎バスに乗るか、徒歩で山道を歩かざるをえません。
送迎バスを利用するのであれば、人出が多い場合には乗れないこともあるようなので、始発でバスを待つのが良いのかもしれません。
実際、20人以上の人が乗れずに、臨時バスを待つことになってしまいました。
路線バスで50分、送迎バスで35分、途中の待ち時間をいれると、片道2時間。
そして、送迎バスの終着点から、FUJIYAMAツインテラスまでは、山道を5分ほど歩きますが、これが結構つらい。
階段も多いので、山歩きできる靴がおすすめです。
そして、登り切ると、雄大な富士山が眼に飛び込んできます。
鳳凰と龍のような雲 |
セカンドテラスからみる富士山 |
ファーストテラスからみる富士山 |
セカンドテラス |
河口湖が見える |
今まで、あちこちで富士山をみて、写真もたくさん撮りましたが、FUJIYAMAツインテラスほど素晴らしい富士山を撮影したことはありません。
自分で撮影した写真とは思えないほど、どこからとっても絵になります。
時間に余裕があれば、もっと長い時間いたいような場所です。
ファーストテラスには、4人がけの大きな固定テーブルがあるので、ゆっくりできます。
FUJIYAMAツインテラスは、富士山のエネルギーをたくさんいただける、パワースポットだと思います。
路線バスを利用すると、最短でも往復4時間はかかるので、余裕をもって行きたい場所です。
日本三大奇橋 猿橋
二泊三日の自家源泉の温泉宿を楽しむ吉方位旅行の〆は、日本三大奇橋の猿橋をみること。
JR猿橋駅から徒歩15分ほどのところにあるのですが、ネットで調べてみたら、猿橋駅にはコインロッカーがありません。
帰り支度の荷物は、ぜひともコインロッカーに預けて、身軽になりたい!
というわけで、ひとつ手前の大月駅で下車して荷物を預け、路線バスで猿橋を目指しました。
結論から書くと、大月駅から路線バスで猿橋コースは正解でした。
その理由は、歩道が整備されていない道を、荷物を引きずりながら歩くなんて、とんでもないストレスだからです。
残念ながら、猿橋までの道はろくに歩道がなく、下水道とおぼしき細い場所が歩道代わりなのです。
バスなら、猿橋で下車して、徒歩1分もかかりません。
ただし、ちょうど良い時間にバスが走っているわけではないので、事前に時刻表をみて研究したほうが良いと思います。
そして、猿橋です。
猿橋は、長さ30.9メートル、幅3.3メートル、水面からの高さ31メートルという、谷間にかかる橋です。
橋を何層もの屋根が支えています |
新猿橋から猿橋をみる |
猿橋の上から下の桂川をみるのが、怖いほどの高さがあり、高所恐怖症のわたしには、橋から下を眺めることができませんでした。
平気で眺めていられる人がうらやましい。
猿橋にかかる屋根は、雨から橋を守るためのものだそうです。
単なる飾りではなく、腐食防止のためのデザインなんですね。
猿橋から桂川をみる |
猿橋は、国の名勝に指定されており、さらに紅葉とあって、大変な人出でした。
近くにある駐車場は満車という状態です。
しかし、一見の価値があります。
お近くに行かれたら、立ち寄ることをおすすめします。
【方徳】西を吉方でとると
西は七赤金星の定位
七赤金星は、収穫の秋を象徴していて、精錬された金属や、細工された金属製品全般などを表しています。
七赤金星は、喜びや飲食、結婚、金銭の星。
吉方位に西をとると、次のような効果があるとされています。
- 会食の機会が増えて、良いコネクションをつかみチャンスを得ます。
- スタミナがつきます。
- 話術が巧みになり、何気ない一言が開運につながります。
- 現金に関しての喜びがあります。
- 仲介で現金が入ってきます。
- 若い女性に関して良いことが起こります。
- 独身者の場合は、恋愛や結婚のチャンスに恵まれます。
- 飲食物に不自由しなくなります。
【方徳】西の七赤金星を吉方でとると
そして、西の七赤金星を吉方でとると、
- 話すことが上手になり、相手を楽しませる会話ができるようになる。
- 会食や行楽に出かける機会が増える。
- いろいろな趣味を体験し楽しむことができる。
- 必要としている金銭が手に入る。
- 新しい取引が始まり、総てが順調にうまくいく。
- 営業面での成果が著しく金融状態も予想以上に良くなり、ゆとりが出る。
- 家庭内でとても良い事が起こる。
- 老後が穏やかで豊かに過ごせる。
- 恋人ができ、恋愛の喜びが得ることができる。
- 肺疾患、糖尿病、腎臓病の症状が改善される。
ようです。
金銭的な恵みがあるようなので、楽しみです。
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