【北に吉方位旅行】日本の山岳温泉リゾート 新玉川温泉で湯治

56回目となる吉方位旅行は、新玉川温泉です。

新玉川温泉は、かの有名な玉川温泉と同じ源泉のリゾートホテルです。

今回は、この新玉川温泉で、3泊4日の湯治となりました。

真冬の新玉川温泉

この冬、最強寒波が襲うなか、新幹線で田沢湖駅へ。

田沢湖駅前からでている路線バスで、新玉川温泉までは1時間10分ほど。

途中、雪道で交互通行することもあるので、1時間半ほどかかる場合もあるようです。





山岳リゾートホテル

新玉川温泉は、山岳温泉リゾートとうたっている通り、ホテル施設です。

いくつかの棟に分かれていますが、200部屋近い部屋数があります。

今回はA棟に宿泊しましたが、広めのビジネスホテルのような内装です。


加湿器あります。


この施設は、30年ほどまえにオープンしたようですが、さほど古さを感じさせません。

メンテナンスが行き届いている、という印象です。

連泊の場合、部屋の掃除は1日おきですが、浴衣やタオル、室内のお茶やお菓子は、毎日交換と補充があります。

また、室内には濡れた衣類やタオルなどを干すことができる、物干しワイヤーがあります。

3泊4日、雪のために出歩くこともできませんでしたが、快適に過ごすことができたのは、この部屋のおかげです。

館内には、トレーニングルームやカラオケルームもあり、ランドリーには洗濯機もあります。



高速Wi-Fi完備

源泉重視で、ひなびた温泉宿を巡っていると、ひなびたところほど、高速のWi-Fiが完備されているものです。

新玉川温泉は、スマホの電波さえ届かないような場所。

ドコモはわかりませんが、ソフトバンク、auの電波は、ほぼありません。

そのかわりに、快適で高速のWi-Fiがあります。

今回は、湯治ということでパソコンを持っていったのですが、パソコンと2台のスマホ、計3台をつないでも、スピードが維持されていて、とても快適でした。

おかげで、3日間、動画三昧。

1シーズン10話ほどのドラマを複数視聴しました。

ただ、Wi-Fiが届いていないか、電波が弱い場所がいくつかありました。

部屋では快適に利用できる状態なのかもしれません。



日本一の強酸性の温泉

新玉川温泉は、はじめに書いた通り、玉川温泉の源泉・大噴(おおぶき)から引湯しているようです。

泉質は、「塩化物泉、二酸化炭素泉、含鉄泉、酸性泉、酸性・含二酸化炭素・鉄(Ⅱ)-塩化物泉」とあります。

源泉温度は97.3℃と、非常に高温ですが、熱交換によって、使用温度を下げています。

そして、新玉川温泉はpH1.13、強酸性です。

一般的な酢がpH3前後なので、お酢よりも酸っぱい温泉ということになります。



入る前のかけ湯、上る前の上がり湯は必須


かけ湯をかけて、最初にむかったのが露天風呂。

「雪がきれいだろうな」と安易な気持ちで、露天風呂にはいってしまいました。



お湯につかって1分もしないうちに、身体のあちこちがピリピリしてきました。

耐えきれず、すぐにあがって室内の湯船へ。

その間もピリピリがとまりません。



お湯につかると、ピリピリはすこしマシになるものの、長く湯船につかることができません。

せいぜい3分から5分といったところでしょうか。

ひとつの湯船に3分ほど浸かって、湯上がりにかけ湯をして、次の湯船に浸かる、をくりかえしました。

それでも、温泉に浸かっていられるのは、最大でも15分程度。

これが限界でした。



箱蒸湯
頭を出して入るサウナのようなもの
高温の源泉が足元の下を流れています。



蒸気湯はいわゆるサウナ
こちらも足元の下に源泉が流れています。
頭浸湯は、仰向けに寝て頭も温泉に浸けます。


源泉100%の湯船は39℃ほど。

初日は、がんばって源泉100%に5分ほどはいりました。

湯船をでてすぐは、身体が温まった感じがなかったのですが、部屋に戻る頃には、不思議なことに足先までしっかりと温まっていました。

ちなみに、源泉100%、50%とは、源泉の濃度です。

強酸性なので、源泉100%だけでなく、50%の湯船が温度別に揃っています。

露天風呂は10~20%と、もっとも薄めてあるのですが、それでも私には刺激がつよかったようです。

初日は2回、2日目に3回、3日目に4回、1回15分ほど利用しました。

その結果、乾燥した肌の一部に、赤い湿疹ができてしまいました。


4日目の早朝のことです。

湿疹が痒くて、常駐の看護師さんにみてもらったところ、乾燥した肌が温泉に反応したのだろう、ということでした。

湯上がりには、保湿を心がけていたのですが、もっと保湿力のあるボディクリームが必要だったようです。




肌の弱い人は蒸気で温まろう

ぬるめの温泉に、長時間浸かっていたいタイプなので、新玉川温泉では、温まり方を変えなければなりませんでした。

そこで利用したのが、箱蒸湯と蒸気湯です。

箱蒸湯は、頭が外に出せるので、のぼせにくいと思いますが、箱のサイズと自分の身体のサイズが合わないと、快適とはいえません。

サウナでもある蒸気湯が、わたしには快適でした。

しかし、意外な伏兵も。

高温の源泉が床下を流れているのですが、この蒸気もまた、酸性なのです。

汗が目に入ったりするとヒリヒリするので、顔をタオルで、こまめに拭いたほうが良いと思います。

蒸気でしっかり温まったら、好みの温度の湯船で仕上げると、手足の冷えも感じにくいようです。

新玉川温泉を楽しむためには、湯上がりの保湿、湿疹・かゆみが出ることを想定した塗り薬などを準備することをおすすめします。




飲泉

お酢よりすっぱい温泉ですが、飲泉可能です。

ストレート源泉は飲めないので、50%に薄められた源泉を、さらに薄めて飲みます。

最初は、適当に薄めて、かなり濃いものを飲んでしまったのですが、「甘くないキリンレモン」のようなさわやかな味でした。

2回目は、しっかり指導通りに薄めて飲みましたが、さわやかな後味です。

飲泉で、さわやかさを感じたのは初めてです。

何度でも飲みたくなるような味なのですが、強酸性なので、飲泉のあとは、うがい必須です。

ちゃんとうがいしないと、歯のカルシウムが溶けてしまうのだとか。

できればストローで、と飲泉の注意事項に書いてありました。

飲泉コーナー





連泊のお客様が多いので、温泉には、いつも人がいます。

長湯ができないので、人が多いわけではありませんが、湯気のむこうに人影がみえます。

湯船を独り占めしたいのであれば、貸し切り湯がおすすめです。

玉川温泉といえば岩盤浴
新玉川温泉には屋内岩盤浴があります。
有料

整体も受けられます




食事はビュッフェスタイル

朝食・夕食は、ビュッフェスタイルです。

連泊のお客様が多いので、毎日メニューはかわります。

料理の特徴としては、新鮮で、味付けはシンプル、そして郷土食ゆたかな素材が揃っていることでしょうか。

おすすめは牛肉料理です。

ローストビーフは絶品でした。

やわらかく、臭みもない秋田牛なので、どんな料理にしてもおいしいです。

初日の夕食
ローストビーフが美味しくて4皿も食べました。

陶板焼きの牛肉
これは宿泊プランで選択したもの

左下にあるのが、牛肉の塩麹焼き
右上には「インカの目覚め」を蒸したもの


魚介系も良かったと思います。

ホタテの刺し身とホタテのグラタン

2日目に登場した串カツ

人参サラダといぶりがっこ

宿泊予約時に選べる握り寿司

デザートもおいしい
干し柿も登場していました


朝食は、ド定番のメニューが用意されています。

温泉卵、納豆、味のり、焼き魚、お漬物、などなど。

とんぶりやとろろ

卵白をメレンゲにした卵かけご飯

あきたこまちの玄米ごはんとカレー


ごはんは、あきたこまちの白米、玄米、おかゆが用意されています。

病気療養が目的の人も多いからかもしれませんが、ご飯と味噌汁・汁物のバリエーションが豊富です。

フレッシュな野菜を、工夫されたドレッシングでいただくのも、とても美味しかったです。

ランチも館内でいただけます。

麺類中心ですが、日替わり定食もあります。

ビュッフェに並ぶ料理以外は、予約時に特別メニューとして予約するようです。

今回、わたしは楽天トラベルから、特別メニューごとに別々に予約して、連泊としました。

食事の場で、いきなりオーダーできないようですから、予約時に確認したほうが良いと思います。

地酒飲み比べ1600円
お酒はカウンターでオーダーして、自分で運びます。



【方徳】北を吉方でとると・・・

北は一白水星の定位

北は一白水星の定位です。

一白水星は水であり、形を選ばずに隅々まで行き渡ることから、相手に合わせる柔軟性を示します。

また、津波のような破壊力やエネルギーも持っているため、大きく変化する性質も表しています。

しかし、北なので困難や悩み、困難なども表しています。

北を吉方でとると、次のような方徳があると考えられています。

  • 新規の仕事や事業がはじまる
  • 取引が小から大へと変わる
  • 良い人との交友関係が広がり、悪い人との関係が自然消滅する
  • 血液循環が良くなる
  • 若返る
  • 良縁が来る




【方徳】七赤金星を吉方位にとると

七赤金星は金運

七赤金星は金属や食事などを表していて、収穫という意味があります。

金運=七赤金星といっても良いくらいです。

その七赤金星を吉方位にとると、次のような方徳があると考えられています。

  • 会食の機会が増えてチャンスが到来する
  • 話し上手になって開運する
  • 現金に関する喜びがある
  • 仲介で現金を得る
  • 恋愛や結婚のチャンスに恵まれる
  • 飲食物に不自由しない


一泊二日で吉方位旅行をしていたときは、月盤の方位だったので、北の七赤金星には何度も足を運びました。

3泊4日に変えてからは、はじめての七赤金星です。

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