【北へ吉方位旅行】米沢牛と上杉家の国宝と小野川温泉・白布温泉

ついに37回目、吉方位旅行も4年目に突入しました!

思えば、最低最悪の運気が何年も続いて、開運の方法と知ったのが吉方位旅行です。

最初のうちは、すぐに方徳が現れないものか、と期待ばかりでした。

それなりに効果は感じておりましたが、実は、今が一番、吉方位旅行の効果を実感しているのです。

それはなぜか?

【北へ吉方位旅行】米沢牛と国宝と小野川温泉
極楽寺

実は、面川にとって、今年は最悪の運気なのです。

とにかく悪いの一言。

ところが、毎月コツコツと積み上げてきた方徳のおかげか、運気が好転しているんです。

今年の夏ぐらいからは、吉方位旅行に出かけると、仕事のご依頼があります。

先月も2日目に契約が決まり、今回も初日に仕事のご依頼があったのです。

最悪の運気なのに、自分の思い通りになってきている!んです。

【北へ吉方位旅行】米沢牛と国宝と小野川温泉
上杉神社

そして、37回目の吉方位旅行では、普段は絶対に見られない国宝「上杉本洛中洛外図屏風」も観られました!

【北へ吉方位旅行】米沢牛と国宝と小野川温泉

本物を見ることができるのは、めったに無いことだそうです。

しかも、「国宝上杉家文書」の本物も展示されていました。

戦国時代や織田信長に興味がある人にとって、これはたまりません。

正親町天皇(おおぎまちてんのう)とか、近衛前久(このえさきひさ)とかの手紙が展示されているんです。

しょっぱなからラッキーでした。

【北へ吉方位旅行】米沢牛と国宝と小野川温泉
上杉家文書が国宝になったのは、
こんなふうに当時の形のままに
保存されていたからなのだそうです。





【方徳】北を吉方でとると・・・

北は一白水星の定位

北は一白水星の定位です。

一白水星は水であり、形を選ばずに隅々まで行き渡ることから、相手に合わせる柔軟性を示します。

また、津波のような破壊力やエネルギーも持っているため、大きく変化する性質も表しています。

しかし、北なので困難や悩みなども表しています。

北を吉方でとると、次のような方徳があると考えられています。

  • 新規の仕事や事業がはじまる
  • 取引が小から大へと変わる
  • 良い人との交友関係が広がり、悪い人との関係が自然消滅する
  • 血液循環が良くなる
  • 若返る
  • 良縁が来る

9月から3回続けて北の方位に出かけていますから、間違いなく、悪縁が切れて良縁に恵まれると思います。




【方徳】七赤金星を吉方位にとると

七赤金星は金運

七赤金星は金属や食事などを表していて、収穫という意味があります。

金運=七赤金星といっても良いくらいです。

その七赤金星を吉方位にとると、次のような方徳があると考えられています。

  • 会食の機会が増えてチャンスが到来する
  • 話し上手になって開運する
  • 現金に関する喜びがある
  • 仲介で現金を得る
  • 恋愛や結婚のチャンスに恵まれる
  • 飲食物に不自由しない

これからもっと運気が上がると期待しています。


米沢一泊二日で効率よく動くには深夜の高速バス

毎回のことですが、旅行は宿を決めるくらいで、基本的に現地に到着してから行き先を考えます。

ですが、青森県を2度体験して、ある程度は事前に調べておくことも大切だと感じました。

それと、午前中に現地着が望ましいことも。

そこで、米沢までは新幹線で2時間なのですが、前日の深夜、高速バスで米沢に向かうことに。

米沢駅に朝5時到着なので早すぎるんですが、片道4600円と新幹線の半額以下の料金は魅力です。

おかげで源泉かけ流しのスーパー銭湯に行くことができました。

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おいたま温泉賜の湯

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飲泉所


源泉かけ流しのおいたま温泉賜の湯

おいたま温泉賜の湯は、朝5:30から開いているスーパー銭湯です。

泉質はナトリウム-塩化物泉で、源泉温度は52.0℃と高温ですが、31.3℃のもう一つの源泉と混ぜて適温にしているようです。

pH8.7の弱アルカリ性の温泉は、とっても気持ちが良い温泉でした。

地元の方がよく利用されているようで、朝6:30頃に行ったときには、すでにお客さんがたくさんいました。

寒くて足や手が冷えていたのでしょう、おいたま温泉に浸かると、チクチクとするような軽い痛みを感じました。

毛細血管が広がっているんですね。

利用料金は330円。

ほかに砂風呂などもあるので体験したかったんですが、今回はやめておきました。



次いで白布(しらぶ)温泉へ

米沢駅で、置賜行きの電車を待っている間に、米沢には温泉が多いことを知りました。

宿泊予定の小野川温泉が有名ですが、ほかに姥湯温泉、滑川温泉、五色温泉、大平温泉、白布温泉、新高湯温泉、湯の沢温泉で、米沢八湯というそうです。

これら8ヶ所の温泉地のなかで、冬季休業の姥湯温泉、滑川温泉、大平温泉の3ヶ所はすでに営業期間を過ぎています。

また、米沢駅から路線バスで行けるところは白布温泉しかありません。

そこで、白布温泉へ行くことにしました。

白布温泉までは米沢駅から45分くらい、バス料金は900円以上かかります。



開湯700年のあふれ湯 白布温泉

白布温泉は、鎌倉幕府の御家人が僧として修行の途中に発見したことにより、開湯としています。

開湯から700年以上、米沢藩の三大温泉の一つとして賑わったそうです。

白布温泉の特徴は、毎分1500リットルという、湯量の豊富さです。

しかも自然湧出。

源泉温度は57.2℃と高めの、含硫黄-カルシウム-硫酸塩温泉です。

いわゆる石膏泉で、打たせ湯が有名です。

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白布温泉 西屋


茅葺屋根の西屋で日帰り湯

今回、日帰り湯でお世話になったのは「白布温泉 湯滝の宿 西屋」です。

選んだ理由は、降りたバス停から最も近かったから。

写真を見ておわかりのとおり、雪が積もっていて、とても歩けそうになかったのです。

でも、大正解でした。

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築200年という茅葺屋根をみながら石段をのぼり、玄関を入ると、タイムスリップしたかのような佇まいが、目の前に広がります。

これだけでも感動モノなのですが、お風呂は、さらにびっくりの様相です。

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この廊下の下をあふれ出る温泉が滝のように流れ落ちます。

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浴槽の説明書き

西屋」の湯滝風呂は、400年以上前(江戸時代中期)に、巨大な御影石をつかった白布温泉最古の湯船なのです。

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白布温泉最古、西屋の御影石の湯船

真っ黒な湯船に、轟々と滝が落ちています。

【北へ吉方位旅行】米沢牛と上杉家の国宝と小野川温泉

その湯量は、まさにあふれ湯で、ちょろちょろと流れ落ちる源泉かけ流ししか知らなかった私には、驚きの光景でした。

しかも、屋根は付いていますが、ほぼ露天状態。

冬場は寒いので、少しぬるめに感じますから、長い時間、温泉に浸かることができます。

今回は、約40分ほど、流れ落ちる温泉をみながら浸かっておりました。

かけ湯、上がり湯には約60度の源泉をかけます。

【北へ吉方位旅行】米沢牛と上杉家の国宝と小野川温泉
こちらは源泉のまま

打たせ湯として流れ落ちる温泉は、水で温度調整をしていますから、本当の意味で源泉かけ流しではありませんが、じーっと入っていると、次第に温まってきます。

日帰り湯の料金は700円。

西屋」は、一度は宿泊してみたい温泉宿でした。



美肌の湯 小野川温泉

早朝から、おいたま温泉賜の湯、そして白布温泉と2ヶ所の温泉めぐり。

路線バスを待つ間は、上杉神社や上杉伯爵邸を見学、伝国の杜では上杉家の家宝を観たりして時間調整を行いました。

そのため、宿泊先の小野川温泉に到着したのは日暮れ時。

小野川温泉では、「うめや旅館」にお世話になりました。

【北へ吉方位旅行】米沢牛と上杉家の国宝と小野川温泉

【北へ吉方位旅行】米沢牛と上杉家の国宝と小野川温泉

外観もお風呂も、そっけないほどに合理的に造られていますが、源泉かけ流しと温泉成分にこだわった温泉宿です。

小野川温泉には源泉がいくつかあるのですが、そのなかの四号源泉だけの源泉かけ流しです。

小野川温泉の源泉温度は約80℃と高温なのですが、「うめや旅館」では、熱交換システムを利用し、加水せずに温泉を適温にまで下げ、温泉から得られた熱を部屋の暖房や、シャワーなどに利用しています。

小野川温泉は、含硫黄-ナトリウム・カルシウム-塩化物泉。

pHは6.9の中性で、1300年前に小野小町が見つけたという開湯伝説がある温泉地です。

美肌の湯であることを証明するように、小野川温泉のミストが米沢駅の土産物店で販売されています。

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ミストとシートパックがもらえます

女性限定で、「うめや旅館」では、源泉をいれるミストとシートパックがもらえます。

お風呂上がりに、シートパックを15分ほど試してみたところ、すべすべキラキラのお肌になりました。

クリームを塗ったほどのしっとり感はありませんが、普段からベタベタが嫌いな面川には、適度なしっとり感でした。



うめや旅館で米沢牛三昧

うめや旅館」は、食事もかなりのグレードです。

せっかくの米沢なので、本場で米沢牛をいただこう!と米沢牛の夕食をオーダーしました。

すると、米沢牛のステーキと、米沢牛のすき焼き、そして芋煮まで登場しました。

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軽い塩味の米沢牛ステーキ

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野菜たっぷりのすき焼き

ほかには、米沢の地元の味が少しずつ楽しめます。

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右は鯉の甘煮

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ウコギそば

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鯉のあらい

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米沢のりんご

吉方位旅行を始めてから、旅館の夕食の最後には、かならずご飯を食べておりましたが、「うめや旅館」では、ご飯まで到達せず、でした。

朝食も、とても美味しく、今年に入ってお世話になった中でも、トップクラスに入ると思います。

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朝食もこだわりのおかずが並びます

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感動的においしかったのは焼き魚です。

朝食の焼き魚は、ふっくらというより、少し乾燥気味の状態で出会うことが多いのですが、「うめや旅館」の焼き魚は、十分に油の乗った鮭か鱒が、ほんとうにふっくらと焼き上げられていました。

料理に気をつかっていなければ、こんなにおいしい焼き魚は出せないと思います。


Wi-Fiもあり、電波状態も良好ですよ。




小野川温泉のパワースポット甲子大黒天

小野川温泉を見下ろす場所に、甲子大黒天があります。

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甲子大黒天を祀る唯一の本山です。

米沢の秋のお祭りとして、この甲子大黒天のお祭りがあります。

甲子大黒天は、福禄寿の神ですから、福運をアップするパワースポットといえるでしょう。

そして、この甲子大黒天から降りて、小野川温泉中心部に向かって歩いていたところ、なんと丸い虹に出会いました。

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うっすらと虹がみえます

虹や彩雲を見るときというのは、何かの啓示かもしれないと思うのですが、丸い虹を見たのは初めてです。



上杉鷹山の塩田跡

米沢藩といえば、貧乏で苦労したことで有名ですが、その危機を脱しようと頑張った藩主が上杉鷹山です。

そして、小野川温泉には、上杉鷹山の塩田跡があります。

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塩田に温泉を引いています

小野川温泉には、飲泉所があちこちにありますが、温泉を飲むと塩味がします。

これを塩にしようと考えてつくったのが、この塩田だそうです。

実際には、ナトリウム成分よりもほかのミネラル成分が多いために、塩田計画は頓挫したそうですが、温泉から塩をつくるという実例は多々あります。

ちなみに、小野川温泉には飲泉所、ラジウム温泉卵をつくる場所、足湯などがあります。

小さな温泉街ですが、歴史を感じさせる場所などを含めて、見て歩くと、約1時間かかります。

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共同湯 尼湯

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飲泉所

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ラジウム温泉卵はここでつくります

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夏場はたくさんのホタルが舞う大樽川

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観音堂

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飲泉と足湯の小町の湯

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足湯

【北へ吉方位旅行】米沢牛と上杉家の国宝と小野川温泉
土産物店が並びます

米沢は上杉家と米沢牛しかイメージできませんでしたが、小野川温泉、白布温泉など、源泉が豊富な温泉地が多いので、とってもおすすめです。

北が吉方位のときには、また行ってみたいです。



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