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「世界一の開運法! 吉方旅行と引っ越し」を読んで、三泊四日の吉方位旅行に行こう!と心に決めてから、はじめての吉方位旅行です。
そして47回目です。
朝日を受けて、雪の稜線が光り、くっきりと見えるのです。
「氷見温泉郷 民宿いけもり」の源泉は自然湧出しています。
もちろん氷見ぶりも!
明治から昭和初期のドラマのセットみたいな場所が、あちこちにあるんです。
これに、クラフトビール!
新型コロナウイルスの感染拡大で、Go To トラベルキャンペーンの一時停止が出発前日の夜に決まるという最悪のタイミングでした。
しかし、旅館の皆さんには、どこも快くむかえていただき、かえって恐縮しました。
そして、今回の吉方位旅行は、目一杯遠くで、自家源泉の宿めぐりというテーマです。
楽天トラベルでの説明で「源泉かけ流し」と書いてあっても、そのまま信用できるところは少ない、という経験値から、自家源泉の宿に絞ってみたのです。
新幹線から富士山が見えて幸先良し
今回は、えきねっとの「とくだ値」で、50%オフの新幹線を利用しました。
東京から金沢まで、2時間半くらい。
早いですね。
新幹線に乗って、ぼんやりと外を見ていると、目の端に富士山が!
上野駅を出て、大宮駅を過ぎても、角度によって見えるようです。
江戸時代には、関東全域から富士山が見えたんだろうな~。
ちなみに、50%オフの新幹線のチケットをゲットするには、えきねっと会員だけの1ヶ月と7日前にできる事前予約をしないと、まず無理です。
境内は広くないので、参拝はすぐに終わってしまいます。
しかし、事前予約は抽選なので、とにかく早く旅行先を決める必要があります。
一泊目:千里浜やわらぎ温泉 ホテルウェルネス能登路
能登半島には温泉がたくさんありますが、自家源泉を持っている宿は少なく、たまたま選んだのが、「千里浜やわらぎ温泉 ホテルウェルネス能登路」です。
最寄り駅から、徒歩15分ほどの距離ですが、雪が降っていたので、着いた頃にはすっかり冷えてしまいました。
外観は、公営の日帰り温泉施設のようなたたずまいです。
実際、日帰り温泉のお客さまがたくさん。
温泉は、この施設の地下100メートルのもので、25年くらい前に掘り当てたようです。
内湯と露天風呂がありますが、「千里浜やわらぎ温泉 ホテルウェルネス能登路」の源泉は、独特の温泉臭があります。
温泉のにおいといえば、硫黄のにおいを思い出しますが、それとは全然違う、今まで知らないタイプのにおいです。
泉質は、ナトリウム-塩化物炭酸水素塩泉(低張性中性温泉)と書かれていましたが、茶色い温泉なので、多少の鉄分が含まれているのかも。
pH7.4で、すこしツルッとした感触です。
流れ出た源泉が石化しているので、チクチクする場所もあります。
今回、3ヶ所の自家源泉の宿をめぐったなかでも、間違いなく、温泉効果が高いと感じました。
久しぶりに湯当たりしそうになった温泉なので、利用するときには長時間つからないようにしたほうが良いと思います。
源泉温度が40度前後のため加温されているので、多少の循環はありますが、温泉効果に影響を与えるほどではないようです。
腹八分目のお食事
「千里浜やわらぎ温泉 ホテルウェルネス能登路」の食事は、腹八分目、ちょうどよい量です。
お刺身 |
魚の天ぷら、たぶんカレイ |
モツ鍋 |
日本酒飲み比べ |
これにご飯と味噌汁、デザートです。
追加オーダーもできるので、足りない人はオーダーしていましたので、ご安心を。
気多神社
能登国一宮の気多神社が、最寄りの観光地となります。
気多神社には、金沢駅で高速バスに乗るのが、乗換なしで最速の方法です。
料金は1150円です。
能登半島を北上してる、という気分を味わえますよ。
気多神社では、新型コロナウイルスの接触確認アプリをインストールしていると、気多神社から↓がもらえます。
気多神社は、入らずの森が有名のようで、事前に予約すると入ることができるのですが、スーツ着用とあったので、今回はあきらめました。
入らずの森 |
境内は広くないので、参拝はすぐに終わってしまいます。
そして、気多神社の周辺にはなにもない。
バスで羽咋駅前に戻っても、飲食店らしき場所は閉まっています。
「これからどうしよう・・・」と、かなり久しぶりに途方にくれました。
二泊目:氷見温泉郷 民宿いけもり
2日目は、七尾線の敷浪駅から乗車し、津幡駅で乗り換えて、IRいしかわ鉄道線で高岡駅へ。
はじめは金沢観光でも、と思ったのですが、移動に時間がかかるため、高岡まで東に進みました。
市内観光をしてから、またまた雪が降る中を「氷見温泉郷 民宿いけもり」へ。
ここはタクシーを利用しないと、たどり着けない場所で、氷見駅から15分くらいかかります。
トイレは別で隣の音が聞こえます |
「氷見温泉郷 民宿いけもり」の源泉は自然湧出しています。
ナトリウム-塩化物泉で、pH7.5。
つるりとしたお湯です。
ここも、日帰り湯のお客さまが、朝からいらっしゃるような宿です。
自然湧出の露天風呂 |
よく温まりますが、「千里浜やわらぎ温泉 ホテルウェルネス能登路」のほうが上かな~。
食べきれないほどの食事
「氷見温泉郷 民宿いけもり」の夕食は、てんこ盛りでした。
とにかくボリューム満点で、食べきれません。
がんばって食べましたけど、どれも美味しいのに、最後は美味しいを通り越してしまいます。
氷見牛のすきやき |
ぶり大根 |
刺し身の盛り合わせ(2人前?) |
ぶりの塩焼き |
アラ汁 |
どれも量が多い上に、品数が多いので、残さないように食べるのが大変でした。
本当に美味しいだけに、苦しい記憶が残らないような分量にしていただけるとうれしい。
とくに氷見牛のすき焼きは絶品!でした。
高岡市内を観光!
瑞龍寺
瑞龍寺は、加賀藩の2代目藩主・前田利長を弔うために、3代目・前田利常によって建立されたお寺です。平成9年には、山門、仏殿、報道が国宝に指定されています。
また、重要文化財も多く、高岡に行ったら、足を向けたい場所です。
回廊が取り巻いています |
回廊から見た仏殿 |
江戸時代の様子が再現 |
烏蒭沙摩(うすさま)明王 |
金屋町と山町筋
高岡は、加賀藩主・前田利長が築いた高岡城の城下町として発展したという街です。
伝統工芸の高岡銅器に代表される鋳物の生産が盛んな土地柄です。
そのため、古い町並み、豪商の家などが残されていて、散策に適した街といえます。
雪が降っていなければ、もっと時間をかけて、歩きまわってみたかったです。
金屋町の千本格子 |
明治から昭和初期のドラマのセットみたいな場所が、あちこちにあるんです。
高岡御車山会館 |
菅野家住宅 |
山町ヴァレーの一角 |
山町ヴァレーには、飲食店があります。
ちょうどランチ時だったので、富山らしいランチをいただきました。
牛肉、豚肉、魚、野菜など、昆布〆された数々の盛り合わせです。
昆布〆のランチ |
これに、クラフトビール!
こちらのつまみには、昆布のあっさり佃煮と、ゆず大根がでてきました。
三泊目:黒部川明日温泉元湯 バーデン明日(あけび)
3日目は、富山県を横断です。「氷見温泉郷 民宿いけもり」からタクシーで氷見駅へ向かい、氷見線で高岡駅を目指します。
高岡駅からは、あいの風とやま鉄道線で泊駅へ。
泊駅から、めざす「黒部川明日温泉元湯 バーデン明日(あけび)」までは、タクシーで20分くらいの場所なのですが、できるだけ公共交通を利用するようにしているので、タクシーは伝家の宝刀、最後の手段です。
調べると、「黒部川明日温泉元湯 バーデン明日(あけび)」の近くまで、バスがあるのですが、この日は雪と寒さのため、最終的にタクシーを使いました。
宿に連絡しておけば、迎えに来てくれることも多いようなので、事前に連絡すると良いと思います。
「黒部川明日温泉元湯 バーデン明日(あけび)」も、日帰り湯があり、宿泊客よりも多いのは、先に紹介した2軒の宿と同じです。
エレベーターホールにはお休み処 |
しっかりと暖房が聞いた和室 |
部屋のトイレ |
部屋の洗面 |
「黒部川明日温泉元湯 バーデン明日(あけび)」の泉質は、ナトリウム-炭酸水素塩・塩化物泉です。
pHの表記はありませんが、すこしツルリとする温泉です。
源泉温度が45度なので、とくに冬季は加温しています。
しかし、残念なのは、加水はしていないまでも、循環させていることです。
たぶん、消毒薬も使用されていると思われます。
自家源泉、源泉かけ流しは間違いではありませんが、3ヶ所の温泉のなかでは、最も低い評価です。
三泊四日の旅ともなると、温泉も食事も比較が容易になって、ついつい見る目が厳しくなります。
鮭をつかった炊合せ |
茄子の黒酢漬け |
前菜 |
厚揚げときのこの煮浸し |
くるみ豆腐 |
お刺身 |
A5黒毛和牛のしゃぶしゃぶ |
ぶりの柚子味噌焼き |
わさび塩がおいしい |
蓮根まんじゅう |
とくに、しゃぶしゃぶは、前日の、氷見牛の甘みがきわだつすき焼きに完敗でした。
百河豚(いっぷく)美術館
泊駅で下車した最大の理由が、「百河豚(いっぷく)美術館」に行くことでした。百河豚美術館は、大阪で河豚料理「太政」で成功した、青柳政二氏のコレクションを展示する美術館で、昭和58年に開館しています。
雪をかぶっているのですが、左右対称のデザインの外観がわかります。
周囲は池になっています。
百河豚美術館のコレクションの一部を拝見しましたが、ちょうど野々村仁清(仁和寺清兵衛)の作品を展示していました。
この展示には、本阿弥光悦、尾形光琳、尾形乾山、渡辺崋山などの作品も展示されていて、普通なら重要文化財クラスのものばかりです。
とくに興味深かったのは、尾形乾山の焼き物に、尾形光琳が絵付けしたものです。
兄弟だからこそ、の逸品といえます。
また、本阿弥光悦の黒楽茶碗もあって、こういうものをコレクションできるくらいの財を築いた青柳政二氏の手腕はもとより、集めやすい時代だったのかも、と感じました。
とんでもない田舎のなかの美術館ですが、一見の価値アリです。
遺跡公園も雪の下に |
近くにある「なないろKAN」が目印 |
なないろKANで一服。コーヒーが美味しい! |
最終日は糸魚川へ
4日目は、当初の予定では宇奈月温泉周辺の観光をする予定だったのですが、雪が降っていたので、山より海ということで、糸魚川へ移動しました。
糸魚川駅は、新幹線の駅の中でもっとも海に近い駅として知られています。
たしかに、歩いて5分もかからずに日本海が見えます。
泊駅から、あいの風とやま鉄道線・日本海ひすいラインで、糸魚川駅まで25分ほど。
途中、親不知のあたりは、高速道路が海の上を走る様子をみることができます。
親不知のあたり |
フォッサマグナミュージアム
地球の構造とか、日本の国土形成とかに、深い興味をもっているので、以前から来てみたかったフォッサマグナミュージアムへ。
糸魚川駅から山側に10分から15分ほどの高台にあります。
フォッサマグナについての展示は、半分くらいで、最初に目に入るのは、糸魚川周辺でとれる翡翠に関する展示でした。
翡翠を海岸で拾い集めた人たちのコレクションが展示されていたりして、見ていて楽しくなってきます。
新しい岩石も次々と発見されているらしく、岩石コレクションの豊富なことにも驚かされました。
岩石を丁寧に見て歩くと、1時間はたっぷりとかかります。
翡翠コレクションをみるだけでも、目の保養になります。
【方徳】北西を吉方でとると
北西は六白金星の定位
六白金星は、磨く前の原石であり、鉱石を表しています。
また六白金星は、天は最も高いところに位置していることを意味し、尊い存在です。
吉方位に六白金星の定位、西北をとると、次のような効果があるとされています。
- 目上の人に引き立てられる
- 発明や発見で成功する
- 新しい仕事を得る
- 独立心がわく
- 勝負運が強くなる
- 投機的なことで成功する
糸魚川は、予定外の地でしたが、翡翠や岩石などのコレクションのたくさん見ることができたので、北西の六白金星らしい行動ができたと思います。
【方徳】北西の八白土星を吉方でとると
物事の終わりとはじまりをあらわす八白土星
八白土星は高い山、積み上げられた土、蓄積された土という意味があり、陽性の土とされています。
また、移り変わりを示すため、物事の終わり、新たな出発や節目を表しています。
人なら、相続人、強欲な人、不動産業者など、積み上げることやつなぎ合わせることがイメージされる人や職業を表します。
この八白土星を吉方位にとると
- すべてにおいて良い変化がある。
- 人の世話をして喜ばれ、利益を得る。
- 不動産で利益を得る。
- 貯蓄が増える。
- 財産が増える。
- 行き詰まりが打開される。
- 親戚から援助を受ける。
- 家庭が円満になる。
という効果があるそうです。
三泊四日、自家源泉の宿めぐりによって、財運アップするといいな~。
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