44回目の吉方位旅行に行ってきました。
今回は近場、伊豆の伊東温泉です。
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伊東温泉の象徴「東海館」 |
伊東や小田原は近場で、大学生の頃から馴染みがあるという印象でしたが、実は行ったことがあるようで、意外に知らないことが多いものだと感じました。
源泉数第3位の伊東温泉
今回はじめて伊東温泉についてわかったことは、源泉数が多く、毎分あたりの湧出量が多いということです。
源泉数では第3位、湧出量では第4位だそうです。
この豊富な温泉の恩恵は、伊東市内のあちこちにある共同浴場でもわかります。
昭和の時代は、社員旅行でよく利用されたんではなかろうか?という印象が強く、なんとなく「かっこ悪い温泉地」だと思っていましたが、温泉地としては、かなり優秀だということがわかりました。
開湯は平安時代とされていて、江戸時代には徳川家光へ献上湯を行ったのだとか。
湯治場として、広く親しまれたそうです。
伊東温泉 七福神の湯
というわけで、今回はどこにもはいれなかったのですが、伊東温泉にある七福神の湯を紹介しておきます。
どこも午後2時から3時に開店するので、はやく宿で休みたい人や、2日目に温泉めぐりをしたいという人にとっては、七福神の湯めぐりは、ちょっとむずかしいかもしれません。
料金は、250円から300円程度なので、日帰り湯としてはお安いほうだと思います。
湯川弁天の湯
単純温泉で、リウマチ、神経痛、不眠症に効果がある温泉です。
松原大黒天神の湯
単純泉で無色透明の温泉。
貸切風呂があり、800円で50分です。
和田寿老人の湯
リウマチ、神経痛、運動障害、病後、疲労回復に強い効能があるそうです。
毘沙門天芝の湯
貸切風呂が5つあり、1500円で60分です。
リウマチ、神経痛、運動障害、病後、疲労回復に強い効能があるそうです。
岡布袋の湯
単純温泉、弱アルカリ性で、神経痛、筋肉痛、五十肩、打ち身、消化器痛、冷え性などに効能があります。
貸切風呂が2つあり、500円と600円です。
小川布袋の湯
アルカリ性単純温泉で、神経痛、筋肉痛、打ち身、冷え性に効能があります。
貸切風呂が2つあり、660円で50分です。
鎌田福禄寿の湯
単純泉で、慢性関節リウマチ、慢性筋肉リウマチ、神経痛、疲労回復、不眠症、動脈硬化症、慢性皮膚病などに効能があります。
貸切風呂があり、600円で50分です。
恵比寿あらいの湯
リウマチ、骨および関節等の運動障害、神経痛、外傷性障害の機能回復、疲労回復に効能があります。
七福神の湯の入り口には、石像が祀ってあるので、わかりやすいと思います。
布袋の湯が2つあるので、七福神ですが8ヶ所ありますから、すべて巡るのは、けっこう大変だと思います。
ほかに、手湯も市内のあちこちにあるので、見かけたら手を入れてみてください。
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東海館の内部 |
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東海館 |
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昭和初期に建てられた旅館のまま保存されています。 |
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東海館は博物館 |
源頼朝ゆかりの神社
伊東には、源頼朝ゆかりの神社が2つあります。
ひとつは音無神社、もうひとつが日暮八幡神社です。
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音無神社 |
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音無神社
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日暮八幡神社
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音無神社は、源頼朝が伊豆に配流されていたころ、頼朝の監視役であった伊東祐親の三女と密会した場所とされています。
日暮八幡神社のほうは、源頼朝が、毎日ここで思索にふけったとされる場所です。
かつては、音無の森、日暮の森とよばれていたようです。
伊東市内を東西に流れる大川を挟んで、北に日暮の森、南に音無の森があります。
伊東温泉グルメはうなぎ
東海館を見学しようと表玄関にたどり着いたとき、なんだか人が集まっていることに気づきました。
ちょうど、東海館の真向かいに「まとい」という鰻屋さんがあり、ランチのために、人が集まってきていたようです。
たぶん、地元の人気店だと思いましたので、ランチはここに決めました。
うな重も良かったのですが、刻んだうなぎがたっぷり乗っていて、薬味のネギとわさびでいただきます。
名古屋のひつまぶしとはちがって、ご飯のなかにうなぎは隠れていません。
あっさりとしたタレなので、薬味が効いています。
肝吸いは別料金でした。
自家源泉の部屋風呂
新型コロナウイルスが流行しはじめて、大浴場を閉めている宿が増えました。
そういう宿は、自家源泉で、部屋のお風呂が温泉というところが多いようです。
今回お世話になった「
東伊豆 今宵」は、和モダンの温泉宿です。
伊東駅からタクシーで10分弱の高台にあります。
企業の寮や福利厚生施設があるような場所なので、かつてはそういう施設だったのかもしれません。
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ロビー |
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和モダンな部屋 |
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ベッドから風呂がみえます |
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ひろびろした浴室 |
ベッドはテンピュールマットが使われていたようで、寝心地が良いベッドでした。
お風呂は、マンションなどにある給湯器を利用しているようですが、自家源泉です。
フロントで確かめたところによると、「
東伊豆 今宵」の源泉は貯湯されていて、これが各部屋に送られています。
源泉温度は37度くらいであり、貯められている間に温度も下がるため、加温して給湯しているのです。
温泉に入った感じだと、弱アルカリ性の単純温泉のようです。
部屋風呂なので、ゆっくり、長時間浸かるもよし、何度も入って身体を温めるもよし、という温泉です。
お魚三昧の食事
個室に用意されるので、安心して、ゆっくり楽しめます。
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浜名湖産一重草の白和えとアスパラガスの柚黄身味噌 |
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翡翠茄子ジュレがけ |
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シラスの煮こごり、茶豆の南蛮漬け、かぼちゃ蓑揚げ |
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相模湾でとれた魚のお刺身 |
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ワカシの自家製味噌焼き
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アカゼの天ぷら |
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キンメダイの煮付け
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抹茶ブラマンジェとわらび餅、碧塩アイス |
料理はどれも手が混んでいて、若いシェフが作っているような印象を受けました。
残念だったのは、個室に入った途端に、カビ臭かったこと。
しばらくして臭わなくなりましたが、とても残念でした。
朝食も同じ場所でしたが、翌朝はカビ臭さがありませんでしたので、なにか理由があったのかもしれません。
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朝食もおいしい! |
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選べる干物はカマスにしました |
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薬味が別
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デザート |
「
東伊豆 今宵」では、薬味やデザートに気配りがあって、最後まで食事が楽しめる宿でした。
総構で難攻不落の小田原城へ
翌日は、小田原城へ。
最近、NHKで小田原城に関する番組をみて、行ってみたいな~と思っていたのです。
小田原城には、30年以上まえに、真鶴に行った帰りに立ち寄った記憶があります。
そのときは、小田原城のなかが、小田原の伝統工芸品の博物館のようになっていて、香時計のコレクションに見入ってしまいました。
ところが、30年も経つとまったく様変わりしていて、30年前にはなかった門がいくつも再建されています。
平成9年に銅門(あかがねもん)、平成21年に馬出門が復元されています。
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銅門 |
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銅葺きの門 |
正門ルートからはいると、そこが馬出門になります。
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馬出門 |
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馬出門から馬屋曲輪に向う冠木門 |
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住吉橋をわたると銅門へ |
このあたりが、平成にはいって復元された場所なので、30年前にはなかった場所です。
小田原城が拡充しているというか、かつての姿を取り戻しつつあるのかもしれません。
小田原城内の展示も、小田原城に関するものに絞られ、北条氏が豊臣秀吉に屈した歴史について、くわしく解説されています。
天守閣のなかだけで公開されているビデオは、かなり見ごたえがあります。
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常盤木門 |
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小峰曲輪北堀
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報徳二宮神社
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小田原グルメの蒲鉾で締めくくり
小田原といえば蒲鉾なので、ランチにはいった蕎麦屋さんでは、つまみに板わさと「箱根薔薇」という日本酒をいただきました。
【方徳】南西を吉方にとると・・・
南西の定位は二黒土星
南西は二黒土星の定位になります。
二黒土星には、まじめに働く意があります。
そんな南西を吉方でとると、次のような方徳があるとされています。
- 内臓が丈夫になる
- 腰が低くなり、自我を捨て、無償の行為すら出来るようになる
- 天業を得るようになる
- 暖かい家庭がつくれる
- 大地、自然と親しむ心が生まれる
- 土地、不動産に関わる良い話が出てくる
- 物を大切にするようになる
- 仕事に意欲がわく
- 古いモノ(骨とう品など)で開運する
まじめで勤勉な二黒土星の性質が、方徳として得られるようです。
【方徳】七赤金星を吉方でとると・・・
七赤金星はお金と関係がある星です。
また、飲食などの交際も七赤金星と縁があるので、七赤金星にはこんな方徳があるとされています。
- 会食の機会が増え、チャンスを得る
- 話し上手になって開運する
- 現金に関する喜びがある
- 仲介することで現金を得る
- 飲食物に不自由しない
- 恋愛や結婚のチャンスにめぐまれる
人間関係がひろがって、臨時収入がありそうです。
楽しみですね。
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