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毎月、今頃はどこかの温泉地に旅行しているので、今回は自粛生活と吉方位旅行について、思うところを書いていこうと思います。
まず、新型コロナウイルス後の温泉旅館に求める対応。
そして、自粛の制限の有無によって、とくに首都圏からの客が多い温泉地への旅行とは?
などなど。
常々、旅館によっては「かまわれすぎ」が心地よくなかった面川。
お客を構うことが「おもてなし」と勘違いしている宿は、意外と多いように思います。
たとえば、食事の説明です。
地元の食材をつかった自慢料理なので、くわしく説明したい気持ちはわかります。
でも、それって必要ですか?
メニューの詳細を書いたプリント1枚で事足ります。
そもそも、客の前、料理の前でしゃべられると、面川は「ツバが飛ぶ、やだ」と感じていたので、おしゃべり禁止にしてほしいくらいなのです。
⇒ 新型コロナウイルスによって変わったこと、変わらないこと
さらに、客室でのお茶出しも止めてほしいことのひとつ。
昔は、お茶出ししながらチップをもらったりしていたのかもしれませんが、面川はチップはあげない主義です。
お茶なんて自分で入れられるし、そもそも入れてもらったお茶をありがたく飲むお客さんは、どれだけいるのか?
さらに、布団の上げ下ろしも、自分でできます。
夕食時に布団を敷くというのも、温泉旅館にすれば、サービスのつもりかもしれませんが、従業員とはいえ、知らない人が部屋に入ってくるのは気持ちの悪いこと。
しかも、敷かれた布団の位置を、自分が気持ち良い位置に、ほぼ100%移動するので、敷いてもらうくらいなら、自分で敷きたいのです。
部屋までの案内も不要、バッグをもつことも不要です。
という具合に、温泉旅館は、客を放っておいてくれない、かまいすぎなのです。
そして、客の個室に従業員を極力入れないことが、感染リスクを下げることになると思うのです。
たとえば、お風呂にある脱衣かご。
新型コロナウイルスは、プラスチックでは72時間も生きてるそうです。
客がお風呂を利用するたびに脱衣かごを消毒するのは、まず無理です。
そうであれば、共有の脱衣かごをやめて、脱衣用のバッグを、個室に準備しておいてはどうでしょうか。
脱衣用のバッグは布製で洗えるものが良いです。
毎回洗ってあることが確認できれば、客としても安心です。
また、大浴場のような不特定多数が利用する場所は、紫外線消毒を常に行うような仕組みも必要だと思います。
太陽光の下では、新型コロナウイルスは2分程度で死滅するそうです。
アメリカの研究では、遠紫外線C波が新型コロナウイルスに有効という結果が出ています。
⇒ 紫外線ランプ、新型コロナとの闘いに光明か 米大が実験
遠紫外線C波を浴びられる待避所スペースとか、または個室に遠紫外線C波ライトを常備して、気になるところを自分で消毒するのも有りだと思います。
ドアノブとか、取っ手とか、アルコール消毒を従業員が行うよりも、経済的で現実的です。
共有ドライヤーも、遠紫外線C波で消毒できるのであれば、ドライヤーを360℃から消毒できるような仕組みが必要ですが・・・。
観覧車のようなぐるぐる回る棚に、ドライヤーが一台ずつ入っていて、中心と周囲から遠紫外線C波をあてれば、消毒可能なような気がします。
大浴場には大浴場の魅力があるので、とくに歴史のある温泉地では、大浴場が源泉かけ流しということも多く、源泉かけ流しを愛する面川としては悩ましいところです。
しかし、ここは思い切って、予約式の貸し切りにするしかないと思います。
お風呂なので、新型コロナウイルスが感染するとも思えませんが、人数制限はするべきかと。
面川は、平日の空いているときを狙っていっているので、いつも貸し切りに近い状態なのですが、それでも他のお客さんが気になることはあります。
なので、大浴場の場合、区画にわけて利用制限をするとか。
すでにお考えだとは思いますが、旅館の経営者のなかには、利用者目線を知らないのか、無視している方もいらっしゃるみたいなので、知恵を絞っていただきたいです。
地元の人が、地元の温泉地に行くことはあまりないこと。
スーパー銭湯なら行きますけどね。
面川が、これまでお世話になった温泉旅館の多くが、東京や大阪からのお客さんで保っていると思います。
なかには、中国人頼みの旅館もありましたので、そこはすでに経営危機を迎えているのではないでしょうか。
やっぱり、首都圏から地方にお金は回っているのです。
しかし、越境自粛が続く限り、そして自粛警察が正義を振りかざす限り、首都圏から地方の温泉宿に行くことができません。
宿によっては、首都圏からの予約者に予約をキャンセルするようにお願いしているとか。
新型コロナウイルスが怖いのは、よくわかりますが、対策をしっかりすれば、お客も安心できますし、宿も売上がたつので、温泉宿にとってもうれしいことなのではないでしょうか。
しかし、現状では、面川はまだ、温泉地に吉方位旅行をする勇気はありません。
先に書いたように、過剰な「おもてなし」は、感染リスクが高まるためです。
予約する際に、新型コロナウイルス対策として、何を、どこまでやっているのか、がわからないと、当面の間は予約はできそうにありません。
コスト効率を追いすぎると、様々な面で過密になり、そもそもの良さ・本質が薄まってきます。
たとえば、源泉かけ流しといいながら、循環式で、消毒薬を使っている宿があります。
これって、コスト効率を追求するあまりの行為ですが、温泉目的の客としては、だまされた気分です。
新型コロナウイルス対策だと称して、消毒薬と循環設備を導入する宿が増えるかもしれませんが、それは、良い言い訳ができたとしか思えません。
源泉かけ流しで、換気も十分に行えていれば、ウイルスに感染するとは思えないからです。
源泉かけ流しであれば、お湯はどんどん流れ込み、つねに新鮮な温泉なので、循環式のほうが、むしろ汚いお湯、と面川は思ってしまいます。
そして、温泉の中には、その成分から殺菌性が高い温泉があります。
酸性湯の殺菌性は、昔から有名ですよね。
⇒ 温泉とは?高張性・低張性にはどんな意味が?
新型コロナウイルス対策で消毒薬を使うくらいなら、温泉成分の有効性を科学的に分析して、それを客に明示してほしいと思います。
また、客の不安を解消するために消毒薬を使用するのであれば、消毒薬を使用しないお風呂も、ぜひ用意してほしいと思います。
これは、複数のお風呂を持っていないとできませんが、新型コロナウイルス対策で消毒薬使用の風呂と、源泉かけ流しで消毒薬不使用の風呂の2つに分けてほしいです。
温泉宿は、本来、温泉法に基づいて説明責任を負っているはずですが、実際には、温泉法が曖昧で、ちょっとあったかい水が湧いてくれば温泉、みたいなザル法です。
本当の意味で科学的な根拠に基づいて、説明責任を果たしている温泉宿は、とても少ないと思います。
成分説明の表示はされていますが、成分の有効性については、まるで効果のない化粧品の製品説明のようです。
効果があるかどうか、きちんと説明している温泉宿は、面川の経験では、数えるほどしかありません。
源泉に関する条件として、効能の高さ、湧出量、湧出温度などについて説明責任があり、指定されている温泉地には、酸ヶ湯温泉、日光湯元温泉、四万温泉など、全国で100ヶ所近くあります。
面川は、酸ヶ湯温泉、日光湯元温泉、四万温泉のいずれにも行きましたが、温泉成分と効能についてきちんと明示されていたのは、酸ヶ湯温泉と四万温泉でした。
結局のところ、宿によって、説明責任に対する対応が分かれていると言っても良いようです。
また、効能については、やはり効果のない化粧品レベルで、どの成分が何%以上なら効果があるのか?という疑問には答えてくれません。
たとえば、美人の湯として知られる温泉には、どうも2通りあって、化粧品にも含まれているメタケイ酸が含まれている温泉と、アルカリ性のツルツル温泉の2種類です。
メタケイ酸がかなり含まれている山形県の小野川温泉は、美肌の湯の効能を、素人でも実感できるレベルの温泉でした。
もちろん、アルカリ性のツルツル温泉も、角質などを洗い流す効果があるので、美人の湯と言っても良いかもしれませんが、毎月源泉かけ流しの温泉につかっていると、その違いに気づきます。
日本では、その違いに目をつむり、やたらと観光地にしようとする意志が働いています。
面川は、加齢のために身体のあちこちが痛むので、ことさらに温泉成分と効能には敏感です。
温泉に何度も通う人が増えれば、また外国人客(とくに欧米系)には、いずれ科学的な根拠を示すことが求められてくると思います。
温泉地の雰囲気で客をだませる時代は、すでに終わりを告げているのかもしれません。
温泉地の抜本的改革とは、温泉の効能を科学的に説明すること、その根拠を明示することを、徹底することだと考えます。
もちろん、観光地としての温泉は大切ですし、観光地としての雰囲気作りは、誘客施策としても重要だと思います。
しかし、新型コロナウイルスの登場によって、人は科学的な根拠を求めるようになったと思うのです。
感染症は、今後も登場してくると思いますから、雰囲気でごまかすような温泉は、今後は存在してはならないのではないでしょうか。
感染症が恐ろしいことを実感した今、人は、安全を求めます。
そして、安全とは科学的根拠なしには成立しないのです。
<関連の投稿>
新型コロナウイルスで自粛!満足度が高い温泉地ベスト5を紹介します
新型コロマウイルス対策として温泉旅館に求めること
客を放っておく
書くのは簡単ですが、実行するのが難しいのが、接触機会を減少させることだと思います。常々、旅館によっては「かまわれすぎ」が心地よくなかった面川。
お客を構うことが「おもてなし」と勘違いしている宿は、意外と多いように思います。
たとえば、食事の説明です。
地元の食材をつかった自慢料理なので、くわしく説明したい気持ちはわかります。
でも、それって必要ですか?
メニューの詳細を書いたプリント1枚で事足ります。
そもそも、客の前、料理の前でしゃべられると、面川は「ツバが飛ぶ、やだ」と感じていたので、おしゃべり禁止にしてほしいくらいなのです。
⇒ 新型コロナウイルスによって変わったこと、変わらないこと
さらに、客室でのお茶出しも止めてほしいことのひとつ。
昔は、お茶出ししながらチップをもらったりしていたのかもしれませんが、面川はチップはあげない主義です。
お茶なんて自分で入れられるし、そもそも入れてもらったお茶をありがたく飲むお客さんは、どれだけいるのか?
さらに、布団の上げ下ろしも、自分でできます。
夕食時に布団を敷くというのも、温泉旅館にすれば、サービスのつもりかもしれませんが、従業員とはいえ、知らない人が部屋に入ってくるのは気持ちの悪いこと。
しかも、敷かれた布団の位置を、自分が気持ち良い位置に、ほぼ100%移動するので、敷いてもらうくらいなら、自分で敷きたいのです。
部屋までの案内も不要、バッグをもつことも不要です。
という具合に、温泉旅館は、客を放っておいてくれない、かまいすぎなのです。
そして、客の個室に従業員を極力入れないことが、感染リスクを下げることになると思うのです。
共有物をなくす
温泉旅館は、共有物で成立しているといっても過言ではありません。たとえば、お風呂にある脱衣かご。
新型コロナウイルスは、プラスチックでは72時間も生きてるそうです。
客がお風呂を利用するたびに脱衣かごを消毒するのは、まず無理です。
そうであれば、共有の脱衣かごをやめて、脱衣用のバッグを、個室に準備しておいてはどうでしょうか。
脱衣用のバッグは布製で洗えるものが良いです。
毎回洗ってあることが確認できれば、客としても安心です。
また、大浴場のような不特定多数が利用する場所は、紫外線消毒を常に行うような仕組みも必要だと思います。
太陽光の下では、新型コロナウイルスは2分程度で死滅するそうです。
アメリカの研究では、遠紫外線C波が新型コロナウイルスに有効という結果が出ています。
⇒ 紫外線ランプ、新型コロナとの闘いに光明か 米大が実験
遠紫外線C波を浴びられる待避所スペースとか、または個室に遠紫外線C波ライトを常備して、気になるところを自分で消毒するのも有りだと思います。
ドアノブとか、取っ手とか、アルコール消毒を従業員が行うよりも、経済的で現実的です。
共有ドライヤーも、遠紫外線C波で消毒できるのであれば、ドライヤーを360℃から消毒できるような仕組みが必要ですが・・・。
観覧車のようなぐるぐる回る棚に、ドライヤーが一台ずつ入っていて、中心と周囲から遠紫外線C波をあてれば、消毒可能なような気がします。
温泉はできるだけ貸し切りで
温泉宿には、貸し切りにできるお風呂があるところもあれば、大浴場しかない宿もあります。大浴場には大浴場の魅力があるので、とくに歴史のある温泉地では、大浴場が源泉かけ流しということも多く、源泉かけ流しを愛する面川としては悩ましいところです。
しかし、ここは思い切って、予約式の貸し切りにするしかないと思います。
お風呂なので、新型コロナウイルスが感染するとも思えませんが、人数制限はするべきかと。
面川は、平日の空いているときを狙っていっているので、いつも貸し切りに近い状態なのですが、それでも他のお客さんが気になることはあります。
なので、大浴場の場合、区画にわけて利用制限をするとか。
すでにお考えだとは思いますが、旅館の経営者のなかには、利用者目線を知らないのか、無視している方もいらっしゃるみたいなので、知恵を絞っていただきたいです。
自粛で越境制限をしたら温泉宿は倒産必至では?
温泉宿、とくに歴史があって有名な温泉地ほど、首都圏からの旅行者が多いはずです。地元の人が、地元の温泉地に行くことはあまりないこと。
スーパー銭湯なら行きますけどね。
面川が、これまでお世話になった温泉旅館の多くが、東京や大阪からのお客さんで保っていると思います。
なかには、中国人頼みの旅館もありましたので、そこはすでに経営危機を迎えているのではないでしょうか。
地方ほど首都圏の観光客に頼っている
このことは、地方在住で、観光業に携わる人ほど、深く感じていると思います。やっぱり、首都圏から地方にお金は回っているのです。
しかし、越境自粛が続く限り、そして自粛警察が正義を振りかざす限り、首都圏から地方の温泉宿に行くことができません。
宿によっては、首都圏からの予約者に予約をキャンセルするようにお願いしているとか。
新型コロナウイルスが怖いのは、よくわかりますが、対策をしっかりすれば、お客も安心できますし、宿も売上がたつので、温泉宿にとってもうれしいことなのではないでしょうか。
しかし、現状では、面川はまだ、温泉地に吉方位旅行をする勇気はありません。
先に書いたように、過剰な「おもてなし」は、感染リスクが高まるためです。
予約する際に、新型コロナウイルス対策として、何を、どこまでやっているのか、がわからないと、当面の間は予約はできそうにありません。
抜本的な温泉改革が必要では?
温泉旅館に限りませんが、接客業は、コストとサービス内容のはざまで苦悩する業界だと思います。コスト効率を追いすぎると、様々な面で過密になり、そもそもの良さ・本質が薄まってきます。
たとえば、源泉かけ流しといいながら、循環式で、消毒薬を使っている宿があります。
これって、コスト効率を追求するあまりの行為ですが、温泉目的の客としては、だまされた気分です。
新型コロナウイルス対策だと称して、消毒薬と循環設備を導入する宿が増えるかもしれませんが、それは、良い言い訳ができたとしか思えません。
源泉かけ流しで、換気も十分に行えていれば、ウイルスに感染するとは思えないからです。
源泉かけ流しであれば、お湯はどんどん流れ込み、つねに新鮮な温泉なので、循環式のほうが、むしろ汚いお湯、と面川は思ってしまいます。
そして、温泉の中には、その成分から殺菌性が高い温泉があります。
酸性湯の殺菌性は、昔から有名ですよね。
⇒ 温泉とは?高張性・低張性にはどんな意味が?
新型コロナウイルス対策で消毒薬を使うくらいなら、温泉成分の有効性を科学的に分析して、それを客に明示してほしいと思います。
また、客の不安を解消するために消毒薬を使用するのであれば、消毒薬を使用しないお風呂も、ぜひ用意してほしいと思います。
これは、複数のお風呂を持っていないとできませんが、新型コロナウイルス対策で消毒薬使用の風呂と、源泉かけ流しで消毒薬不使用の風呂の2つに分けてほしいです。
温泉宿は、本来、温泉法に基づいて説明責任を負っているはずですが、実際には、温泉法が曖昧で、ちょっとあったかい水が湧いてくれば温泉、みたいなザル法です。
本当の意味で科学的な根拠に基づいて、説明責任を果たしている温泉宿は、とても少ないと思います。
成分説明の表示はされていますが、成分の有効性については、まるで効果のない化粧品の製品説明のようです。
効果があるかどうか、きちんと説明している温泉宿は、面川の経験では、数えるほどしかありません。
国民保養温泉地を選ぶ?
国民保養温泉地とは、「温泉利用の効果が充分期待され、かつ健全な温泉地としての条件を備えている」温泉地のことです。源泉に関する条件として、効能の高さ、湧出量、湧出温度などについて説明責任があり、指定されている温泉地には、酸ヶ湯温泉、日光湯元温泉、四万温泉など、全国で100ヶ所近くあります。
面川は、酸ヶ湯温泉、日光湯元温泉、四万温泉のいずれにも行きましたが、温泉成分と効能についてきちんと明示されていたのは、酸ヶ湯温泉と四万温泉でした。
結局のところ、宿によって、説明責任に対する対応が分かれていると言っても良いようです。
また、効能については、やはり効果のない化粧品レベルで、どの成分が何%以上なら効果があるのか?という疑問には答えてくれません。
たとえば、美人の湯として知られる温泉には、どうも2通りあって、化粧品にも含まれているメタケイ酸が含まれている温泉と、アルカリ性のツルツル温泉の2種類です。
メタケイ酸がかなり含まれている山形県の小野川温泉は、美肌の湯の効能を、素人でも実感できるレベルの温泉でした。
もちろん、アルカリ性のツルツル温泉も、角質などを洗い流す効果があるので、美人の湯と言っても良いかもしれませんが、毎月源泉かけ流しの温泉につかっていると、その違いに気づきます。
科学的根拠を示すべき
温泉地は、観光地かもしれませんが、温泉の効能は科学です。日本では、その違いに目をつむり、やたらと観光地にしようとする意志が働いています。
面川は、加齢のために身体のあちこちが痛むので、ことさらに温泉成分と効能には敏感です。
温泉に何度も通う人が増えれば、また外国人客(とくに欧米系)には、いずれ科学的な根拠を示すことが求められてくると思います。
温泉地の雰囲気で客をだませる時代は、すでに終わりを告げているのかもしれません。
温泉地の抜本的改革とは、温泉の効能を科学的に説明すること、その根拠を明示することを、徹底することだと考えます。
もちろん、観光地としての温泉は大切ですし、観光地としての雰囲気作りは、誘客施策としても重要だと思います。
しかし、新型コロナウイルスの登場によって、人は科学的な根拠を求めるようになったと思うのです。
感染症は、今後も登場してくると思いますから、雰囲気でごまかすような温泉は、今後は存在してはならないのではないでしょうか。
感染症が恐ろしいことを実感した今、人は、安全を求めます。
そして、安全とは科学的根拠なしには成立しないのです。
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