【北西へ吉方位旅行】落ち着いたリゾートの谷川温泉で源泉かけ流し

41回目となる吉方位旅行は、谷川温泉です。

群馬県みなかみ町には、18の温泉がありますが、そのうちのひとつが谷川温泉です。

【北西へ吉方位旅行】落ち着いたリゾートの谷川温泉で源泉かけ流し

到着した日は雪。

翌日は晴天で、美しい谷川岳を見ることができました。

【北西へ吉方位旅行】落ち着いたリゾートの谷川温泉で源泉かけ流し





3つの自家源泉を持つ水上山荘

谷川温泉なのに「谷川温泉 檜の宿 水上山荘」という名称で、谷川温泉の最奥に位置しています。

【北西へ吉方位旅行】落ち着いたリゾートの谷川温泉で源泉かけ流し
水上山荘

この宿を選んだ最大の理由は、源泉かけ流しの宿であることはもちろんですが、自家源泉を3つも持っていることです。

鶴の湯・亀の湯・不動の湯2011という源泉名で、これらの混合泉が、1日360トン湧出しているそうです。

源泉温度は43℃と、いつまでも入っていられそうなアルカリ性単純泉です。

加温・加水・循環・消毒は一切なし。

飲泉もできて、胃腸に良い効果があるようです。

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岩風呂には椅子があります

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谷川岳を眺められる岩椅子

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露天風呂は2つ

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源泉かけ流しの証

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檜風呂がよく温まります

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無味無臭で飲泉可能

谷川温泉は、谷川岳のおいしい水が、そのまま温泉として湧出しているかのようです。

飲んで美味しく、軽いタッチの温泉なので、身体の外と内から、美味しい水をいただいているかのようです。



バブル期の和洋折衷宿

水上山荘」は、玄関先は純和風の旅館のような様子なのですが、ラウンジやレストランは洋風です。

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ラウンジはゆったりとした高級感があります

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広々として気持ちが良いです

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窓からは谷川岳が見えるのですが・・・

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翌朝は真っ白な谷川岳

こんな洋風のラウンジがあるのに、部屋は純和風です。

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こたつでほっこり

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掛け軸もあって純和風

部屋にこたつがあるという宿は、なかなかありません。

40回のうち、記憶では草津温泉で泊まった宿にあったくらいで、今回で2度めの体験だと思います。

温泉で温まったら、掘りごたつに入ってほっこり、読書してました↓



全室が、谷川岳が見えるという作りなので、夏にきても良いなと感じるくらい、居心地が良かったです。



食事もおすすめ☆

水上山荘」は、手の込んだ食事もおすすめです。

若干、味が濃いかな?という印象はありますが、少しずつ美味しいものをいただけると思います。

【北西へ吉方位旅行】落ち着いたリゾートの谷川温泉で源泉かけ流し
先付け

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先付の柿博多は干し柿とバターのサンドイッチ

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じゃがいもとホタテのグラタン

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ホタテ真丈の吸い物

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刺し身の盛り合わせ

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ご飯は釜で炊きます

【北西へ吉方位旅行】落ち着いたリゾートの谷川温泉で源泉かけ流し
鰆の幽庵焼きと筍の木の芽焼き

【北西へ吉方位旅行】落ち着いたリゾートの谷川温泉で源泉かけ流し
上州業と麦豚のすき焼き風鍋

【北西へ吉方位旅行】落ち着いたリゾートの谷川温泉で源泉かけ流し
海老芋まんじゅう

【北西へ吉方位旅行】落ち着いたリゾートの谷川温泉で源泉かけ流し
おこげがおいしい湯葉の炊き込みご飯

【北西へ吉方位旅行】落ち着いたリゾートの谷川温泉で源泉かけ流し
和朝食は小鉢だらけ

朝食は、洋食も選べます。

和食を選んでしまいましたが、洋食のほうも美味しそうでした。






パワースポット冨士浅間神社中宮

谷川岳の山岳信仰とともにあったという冨士浅間神社。

このあたりは沼田藩真田家の領地であり、現在の社殿は、真田氏によって造営されたものとされています。

【北西へ吉方位旅行】落ち着いたリゾートの谷川温泉で源泉かけ流し

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【北西へ吉方位旅行】落ち着いたリゾートの谷川温泉で源泉かけ流し

残っているものは、寛文3年(1663年)、万治元年(1658年)のもののようです。

日光東照宮造営後となり、時代も近いためか、鮮やかな彩りの彫刻が目を引きます。

参拝を済ませて、ふと目をやると、なにやら石に書いてあります。

【北西へ吉方位旅行】落ち着いたリゾートの谷川温泉で源泉かけ流し

読むと、三方のうえにある石を選んで、願い事を書いて納めると良いらしいのです。

先にお参りしてしまいましたが、まず願い事を石に書いて、それから本殿にお参りしてから、石を納めるようです。

石を納めるのは、木の洞です。

本殿の右手奥にありますが、雪に隠れてわかりにくいので、積雪が多いときは石を納めることは難しいかもしれません。

【北西へ吉方位旅行】落ち着いたリゾートの谷川温泉で源泉かけ流し
木の根元の洞に石を納めます

【北西へ吉方位旅行】落ち着いたリゾートの谷川温泉で源泉かけ流し

谷川温泉は、歴史のある温泉地です。

江戸時代には、真田氏の姫が湯治をして病気が良くなったということで、「水上山荘」のすぐ近くに「栃の木薬師堂」を建立しました。

冨士浅間神社とあわせてお参りしたい場所です。

【北西へ吉方位旅行】落ち着いたリゾートの谷川温泉で源泉かけ流し




岸田劉生の麗子像がある天一美術館

谷川温泉に行くまで知りませんでしたが、この周辺は、昭和13年に永野護(政治家で、渋沢栄一の息子の親友であったことから渋沢から学費援助を受けていた)、河合良成(政治家)などが景勝地を求めて、別荘を建てたことに始まるそうです。

このとき、銀座「天一」の創業者である矢吹勇雄も別荘を持ったことから、のちに天一美術館ができることになります。

【北西へ吉方位旅行】落ち着いたリゾートの谷川温泉で源泉かけ流し

【北西へ吉方位旅行】落ち着いたリゾートの谷川温泉で源泉かけ流し
吉村順三の最後の作品となる美術館

天一美術館に足を踏み入れると、穏やかな時間が流れる別荘のようです。

1998年にオープンした美術館ですが、矢吹勇雄のコレクションが展示され、岸田劉生の麗子像をはじめ、銀座「天一」の個室に飾られていたのだろうと思われる小品が多いように感じました。

谷川温泉に行ったら、立ち寄りたい場所です。





【方徳】北西を吉方でとると

北西は六白金星の定位

六白金星は、磨く前の原石であり、鉱石を表しています。

また六白金星は、天は最も高いところに位置していることを意味し、尊い存在です。

吉方位に六白金星の定位、西北をとると、次のような効果があるとされています。

  • 目上の人に引き立てられる
  • 発明や発見で成功する
  • 新しい仕事を得る
  • 独立心がわく
  • 勝負運が強くなる
  • 投機的なことで成功する

谷川温泉に向かう途中には、上杉憲政が長尾景虎を頼って逃れる際に使ったと言われる井戸跡があります。

長尾景虎は、上杉憲政を助けたことから、後に上杉姓を賜り、上杉謙信と名を改めて、その名が知られる武将となります。

まるで、六白金星の方徳のような逸話です。

【北西へ吉方位旅行】落ち着いたリゾートの谷川温泉で源泉かけ流し
上杉謙信にゆかりのある憲政の井戸跡


【方徳】西北の八白土星を吉方でとると

物事の終わりとはじまりをあらわす八白土星

八白土星は高い山、積み上げられた土、蓄積された土という意味があり、陽性の土とされています。

また、移り変わりを示すため、物事の終わり、新たな出発や節目を表しています。

人なら、相続人、強欲な人、不動産業者など、積み上げることやつなぎ合わせることがイメージされる人や職業を表します。

この八白土星を吉方位にとると

  • すべてにおいて良い変化がある。
  • 人の世話をして喜ばれ、利益を得る。
  • 不動産で利益を得る。
  • 貯蓄が増える。
  • 財産が増える。
  • 行き詰まりが打開される。
  • 親戚から援助を受ける。
  • 家庭が円満になる。

という効果があるそうです。

八白土星には、家族関係の意味がありますが、太宰治の「姥捨」という作品のモデル地というのも、なにやら意味ありげです。

【北西へ吉方位旅行】落ち着いたリゾートの谷川温泉で源泉かけ流し
太宰治の「姥捨」ゆかりの地

新型コロナウイルスで、仕事も生活も不安定な感じがしますが、心を入れ替えて吉運を受け入れられるようになりたいです。




谷川温泉までのアクセス

今回は、行きは高速バス「みなかみ温泉号」で行きました。

季節限定の高速バスで、JR水上駅まで走っています。

片道3400円、往復5600円という低価格なので、みなかみ方面に行くときには、何度かお世話になっています。

ただし、東京行きが午前11時発なので、周辺観光の時間にゆとりが欲しい人には、往復利用するのは難しいかも・・・。

前日が雪で宿にこもっていたので、周辺観光は2日目となったので、帰りはローカル線を乗り継ぎました。

JR水上駅から高崎を目指し、高崎から都内へ。

【北西へ吉方位旅行】落ち着いたリゾートの谷川温泉で源泉かけ流し

乗車賃は合計2970円でした。

むしろバスより安い!?

これに、JREポイントでグリーン券を購入して、高崎からは、楽々リッチな2階席で帰ってきました。

かかる時間もあんまり変わらないので、次回は電車を乗り継いで行こうと思いました。

途中下車して渋川とか、立ち寄りたいですしね。



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