【吉方位旅行番外編】日光のパワースポット二荒山神社と神苑

吉方位旅行にはつきもののパワースポットですが、日光の場合、勝道上人によって修業の場として開山されたという歴史があります。

先に書いた吉方位旅行については、おもに徳川家に関連する龍神についてまとめていますが、番外編では、二荒山神社についてまとめておこうと思います。

【吉方位旅行番外】日光のパワースポット二荒山神社と神苑




日光三山を御神体とする二荒山神社

歴史のある神社や、修験道と関係の深い神社には、伝承が多く、本当のところはよくわからない部分が多いものです。

その理由は、聖地として開山されるよりも前から、多くの人々が山を神と崇めていたという事実があるからだと思います。

男体山を目にすると、その姿の美しさに神々しさを感じます。

【吉方位旅行番外】日光のパワースポット二荒山神社と神苑
男体山

二荒山神社の御由緒によると、男体山(二荒山)を御神体としているとあります。

日光三山は男体山・女峰山(にょほうさん)・太郎山からなっていて、二荒山神社ではそれぞれに神をあてて祀っています。

また、日光三山のほかに日光連山を境内地としていて、その神域には華厳の滝やいろは坂も含まれています。

日光国立公園そのものが、二荒山神社の神域と一致するという広大な神社です。

【吉方位旅行番外】日光のパワースポット二荒山神社と神苑

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狛犬ですが獅子

お社としては、男体山山頂に奥宮、中禅寺湖畔に中宮祠、そして、東照宮に隣接する本社があります。


大黒様と縁結びの神社

御祭神は、大己貴命(おおなむちのみこと 父)、田心姫命(たごりひめのみこと 母)、味耜高彦根命(あじすきたかひこねのみこと 子)という、親子3柱になります。

二荒山神社の神門の両脇に、親子杉、夫婦杉がありますが、これらの御祭神に由来しているとおもわれます。

また、大己貴命は大国主命(おおくにぬしのみこと)と同一視されていることから、境内には大国主命があちこちにいらっしゃいます。

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鳥居近くに大黒さまが

大国主命は、福の神として、様々なご利益をもたらすと考えられていますが、二荒山神社では、とくに縁結びの神として知られています。

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縁結びのご神木



二荒山神社の神苑で霊泉を

二荒山神社の境内の奥のほうには、神苑という場所があります。

入場料が必要なので、入らない方も多いのですが、神苑に入り、霊泉をいただいてください。

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二荒霊泉

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二荒霊泉は、滝尾神社から「酒の泉」、恒霊山から「薬師の霊水」を引いて、大谷川の名石をあつめて作られたそうです。

ここでは霊泉をいただくことができるので、立ち寄って飲んでみてください。

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神苑のなかには、日光杉の御胎内くぐりがあります。

木のパワーを取り入れることができるそうです。

そして、この奥に、日光三山の遥拝所があります。



東照宮の造営にともない徳川秀忠が再建した二荒山神社

二荒山神社には、東照宮の脇を通っていく参道もあります。

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こちらの参道は、東照宮ができると、大名や旗本が参拝したことからできたもののようです。

そのため、本殿を徳川秀忠が再建しています。

東照宮と比較して見劣りしないものにしたのかもしれません。

神苑は、本当に素朴な聖域なので、もとの二荒山神社も素朴な神社だった可能性が高いです。

今はとっても立派ですが。


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