【西へ吉方位旅行】日蓮宗の総本山 身延山久遠寺へ

今月は、西に七赤金星があります。

「どこにいこうかな~」

「3年目のスタートだし、印象に残るところに行きたい」

そこで、以前から気になっていた身延山に行くことに決めました。

【西へ吉方位旅行】日蓮宗の総本山 身延山久遠寺へ
身延山奥の院からみた富士川

とはいえ、いつものことですが、身延山についての情報は全くなし。

直前に少し調べたら、日蓮宗の総本山とありまして、仏教の町、信仰の町だと知り、ちょっと尻込みしながらの吉方位旅行となりました。




身延山まで新宿から毎日6往復!

身延山までは、バスタ新宿から高速バスで行けます。

毎日6往復あり、所要時間は3時間40分位。

わたしは朝7時台のバスにしましたが、思っていた以上に混んでいました。

翌日の帰りの、15時発の高速バスは、全然混んでおりませんでしたが・・・。

【西へ吉方位旅行】日蓮宗の総本山 身延山久遠寺へ
身延山久遠寺の三門

身延山までは高速バスが運んでくれ、降りて少し歩くと三門が見えてきます。

高速料金は、片道2900円ですが、ネット予約でクレジット決済すると、往復で5,680円になります。

ポイントを充当すると、さらにお安くなります。

身延山行きの高速バスは、ハイウェイバスドットコムで予約できます。




身延山を巡るなら3時間はかかります

今回の吉方位旅行は、初日に身延山、2日目も身延山を堪能するというコースとなりました。

2日間合計で5時間以上、身延山に滞在したことになります。

次回、身延山に行くなら宿坊に泊まるのもいいかな、と考えているくらいです。

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身延山久遠寺の周囲には宿坊がたくさんあります。

【西へ吉方位旅行】日蓮宗の総本山 身延山久遠寺へ

初日は、バスを降りるなり三門をくぐり、久遠寺の本堂などがある場所を目指しました。

本来なら「菩提梯(ぼだいてい)」という石段(287段、高さ104メートル)を登りますが、400年もまえに造られた石段は凸凹していて、しかもあまりの急斜面に危険を感じ、回避。

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三門をぬけると杉の巨木

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上からみた菩提梯

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菩提梯

かわりに女坂を登りました。

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女坂の途中にあったお堂

女坂だらか楽に登れるかというと、まったく楽ではありません。

坂は急ですし、道のりは長いので、息があがります。

後からよく考えると、観光客も多いし、年配の方や、身体が不自由な方も訪れる信仰の場所なんだから、もっと楽なコースがあるのでは?

と思って、2日目は、三門から本堂を目指すのではなく、地図をみながら迂回ルートを検討しました。

すると、あるではないですか!

斜行エレベーターというものが!!

斜行エレベーターは本堂の脇に上がれるので、これは便利で楽です。

体力に自信の無い方にはオススメ。

が、最初はやっぱり三門から、正面玄関から本堂を目指してみてください。

山歩きの気分になって、とっても気持ちがよいです。

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女坂の入り口 甘露門


本堂の天井絵「墨龍」は必見!

身延山久遠寺は、本堂、祖師堂、報恩閣など、数々のお堂のなかを自由に参観できます。

宝物殿はお休みで、見ることができませんでしたが、いろいろと見どころがあります。

加山又造画伯の「墨龍」

昭和60年に再建された本堂の天井画の龍は、とにかく迫力があります。

5本指の龍が、天井いっぱいに描かれていますが、本堂の入り口から見るよりも、本堂の中央から入り口方向に立って見ると、龍のウロコが輝くように見えて、さらに迫力が増します。

必見です。

撮影禁止なので、その美しさはここではお伝えできません。

ぜひ、実物をご覧になってください。

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仏殿の龍

こちらは外からでも見ることができますが、仏殿の廊下から見ると、よくわかります。

【西へ吉方位旅行】日蓮宗の総本山 身延山久遠寺へ

【西へ吉方位旅行】日蓮宗の総本山 身延山久遠寺へ

仏殿は昭和6年に建立されたからかもしれませんが、ここの龍は3本指です。

絡みつく龍は生き生きとして、彫刻のすばらしさが、だれにでもわかるような力作です。

龍の彫り物はよく見ますが、ここの龍の端正な姿は、一見の価値があると思います。

【西へ吉方位旅行】日蓮宗の総本山 身延山久遠寺へ

【西へ吉方位旅行】日蓮宗の総本山 身延山久遠寺へ
季節外れの桜が咲いていました

身延山久遠寺は、枝垂れ桜の名所でもあり、あちこちに枝垂れ桜があります。

次は桜の季節に来てみたいと思いました。



身延山奥の院へロープウェイでGO!

奥の院は、日蓮聖人が毎日のぼったというお山にあります。

ロープウェイは往復1400円、片道7分かかりますが、ハイキングコースを歩くと片道2時間から3時間はかかるので、それだけの価値があるといえるでしょう。

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くぼんだところがロープウェイの通り道

奥の院には、思親閣(ししんかく)というお堂があります。

日蓮聖人が、ご両親を偲んだ場とされています。

そして、日蓮聖人が植えた杉の巨木が、思親閣へと至る石段の両側にあります。

花粉症の人にはツライ場所かもしれませんね。

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日蓮聖人が植えた杉1

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日蓮聖人が植えた杉2

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思親閣の石段

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仁王門

【西へ吉方位旅行】日蓮宗の総本山 身延山久遠寺へ
思親閣


ダイヤモンド富士や初日の出も楽しめる奥の院

思親閣の周囲、東西南北に展望台があります。

展望台からは富士山、富士川、早川渓谷、甲府盆地などを見ることができます。

【西へ吉方位旅行】日蓮宗の総本山 身延山久遠寺へ

【西へ吉方位旅行】日蓮宗の総本山 身延山久遠寺へ

【西へ吉方位旅行】日蓮宗の総本山 身延山久遠寺へ
杉林が思親閣の周囲を守っています

奥の院にいったら、思親閣だけでなく、展望台からの景色を楽しんでください。

ちなみに、奥の院へ登るロープウェイは、初日の出、ダイヤモンド富士を見るイベント運行も行っているようです。

ダイヤモンド富士は、3月中旬、9月下旬から10月下旬に見られるようなので、興味のある方は、事前に確認してくださいね。

身延山ロープウェイ
http://www.minobusanropeway.co.jp/




静謐で美しい日蓮聖人御廟所

久遠寺の参拝だけで、身延山を満喫したことにはなりません。

日蓮聖人の廟墓は必見です。

とにかく美しいのです。

そして静かで、厳かな場所です。

日蓮聖人のお墓がある場所なので、もっと人出が多く、賑々しいかとおもっていたのですが、まったく違いました。

【西へ吉方位旅行】日蓮宗の総本山 身延山久遠寺へ

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【西へ吉方位旅行】日蓮宗の総本山 身延山久遠寺へ

この場所だけが、空気が違うような感じを受けます。

ここでは、ヒーラーという方に声をかけられ、しばらく話をしました。

誰とでも、素直に話ができるような、そんな気持ちにさせてくれる場所と言えるかもしれません。

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正面にある八角塔が日蓮聖人のお墓

【西へ吉方位旅行】日蓮宗の総本山 身延山久遠寺へ
日蓮聖人の草庵跡

【西へ吉方位旅行】日蓮宗の総本山 身延山久遠寺へ

周囲には、身延山久遠寺の歴代の方々のお墓や、日蓮宗に帰依した人々の塔が立ち並びます。

そのなかに、先日お参りしたばかりの会津松平藩の始祖・保科正之公の母である浄光院の仏塔がありました。

⇒ 【日帰り吉方位旅行】猪苗代町中ノ沢温泉と土津神社

まだ2週間も経っていません。

保科正之公の御廟にお参りしたので、母の浄光院に呼ばれたのかもしれませんね。

【西へ吉方位旅行】日蓮宗の総本山 身延山久遠寺へ

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【西へ吉方位旅行】日蓮宗の総本山 身延山久遠寺へ
この石碑が目印



武田信玄の隠し湯 下部温泉

今回お世話になったのは、武田信玄の隠し湯としても知られている下部温泉です。

JR身延線で下部温泉駅で下車。

そこから徒歩20分弱で、登録有形文化財 大市館 裕貴屋に到着します。

ロールスロイスで送り迎えもしてくれるのですが、行きは歩きました。

【西へ吉方位旅行】日蓮宗の総本山 身延山久遠寺へ

【西へ吉方位旅行】日蓮宗の総本山 身延山久遠寺へ

【西へ吉方位旅行】日蓮宗の総本山 身延山久遠寺へ

宿は古い、とっても古い建築で、ところどころギシギシいいますが、トイレや洗面などの水回りの設備は新しく、室内は清潔で快適です。

お部屋食なので、変な気遣いもなく、ゆっくり食事が楽しめます。

登録有形文化財 大市館 裕貴屋のウリは、山梨県のワインが飲み放題ということ。

1階奥の囲炉裏端で、湯上がりにワインを一杯、なんてことができるのです。

下部温泉
夜になると囲炉裏に火がはいります
下部温泉
マシュマロを自分で焼いて
下部温泉
ワインと一緒にいただきました

ほかに温泉卵も食べ放題、部屋ではコーヒー豆を自分で引いてドリップできるセットがあります。

下部温泉

下部温泉
飲泉もできます



武田信玄の隠し湯を満喫できる岩風呂

下部温泉の源泉は30度程度。

その源泉に入れるのが、岩風呂です。

下部温泉
荒々しく削られた岩肌がむきだしの岩風呂

ときどき、ポコポコっとする岩風呂は、源泉温度のまま、加温されていません。

奥に、少し温められた湯船があるので、そちらと交互にはいると、次第に身体がポカポカとしてきます。

また、貸切露天風呂は、ヒノキ風呂と岩風呂がありますが、空いていればいつでも貸切で楽しめます。

下部温泉
貸切露天風呂

ただし、話は筒抜けなので、大きな声でのおしゃべりは向いていません。

また、源泉以外のお風呂はすべて加温されていて、どれも熱めです。

ゆっくりと入りたいなら、源泉の岩風呂がおすすめです。



【方徳】西を吉方でとると

西は七赤金星の定位

25回目の吉方位旅行の吉方位は西、七赤金星の定位の方角に行ってまいりました。

西を吉方でとると、

  • 食欲が出る
  • 楽しい毎日が送れる
  • 穏やかな気持ちになる
  • きれい好きになる
  • 金銭の不如意感がなくなる
  • 話し上手になる
  • 社交上手になる
  • 精神的なゆとりが得られる

という効果が期待できるようです。

七赤金星は、金運も表しますが、飲食も表します。

これから年末に向かって、良い影響がありそうです。


【方徳】西の七赤金星を吉方でとると

そして、西の七赤を吉方でとると、

  • 話すことが上手になり、相手を楽しませる会話ができるようになる。
  • 会食や行楽に出かける機会が増える。
  • いろいろな趣味を体験し楽しむことができる。
  • 必要としている金銭が手に入る。
  • 新しい取引が始まり、総てが順調にうまくいく。
  • 営業面での成果が著しく金融状態も予想以上に良くなり、ゆとりが出る。
  • 家庭内でとても良い事が起こる。
  • 老後が穏やかで豊かに過ごせる。
  • 恋人ができ、恋愛の喜びが得ることができる。
  • 肺疾患、糖尿病、腎臓病の症状が改善される。

らしいです。

金運に恵まれ、臨時収入が増えるらしいのです。

宝くじ買ったほうがいいかもしれません。

また社交性がアップし、言葉にも説得力がでてきて、ビジネス面などでチャンスをつかみやすくなります。

これはうれしい!

そして、恋愛運もアップするんですよ。

西の七赤金星は、万能の吉方位かもしれませんね。

しかも、今回の吉方位は、吉神である天徳合がついている庚の方位です。

吉神がつくと、さらに効果があるそうですので、期待できます。


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