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実家の福島での滞在が長い、今年の夏。
大地と宇宙のエネルギーを、わたしは福島で得ています。
これではいけない!福島でも祐気取りしなければ!ということで、日帰りで吉方位に行ってきました。
岳温泉は、福島県の真ん中あたりにある、とても古い温泉街です。
湯治の効果が高いことでも有名な温泉で、酸性温泉になります。
草津温泉と同じです。
たぶん、子どものころに行ったことがあるのだろうとは思うのですが、大人になってからは初めて。
岳温泉は、コンパクトな温泉街なのでした。
その代表が、伊香保温泉です。
伊香保温泉には、石段街はとよばれる階段の両脇に、温泉宿が軒を並べる場所がありますが、あの石段街は、430年前に、日本で初めての温泉街計画に基づいて開発された温泉街なのです。
365段ある石段の下には、元湯と呼ばれる源泉からの温泉が流れていて、この温泉をそれぞれの宿が引き込んでいるのです。
⇒ 【北西へ吉方位旅行】伊香保温泉は傾斜のきつい町でした
伊香保温泉だけでなく、元湯と呼ばれる源泉から流れ出る温泉を、管をつかって流している温泉街は少なくありません。
福島の岳温泉も、伊香保温泉のように引き湯して、その両側に温泉宿が軒を連ねるという温泉街です。
ちょっと違うのは、どうも風水的な計画のもとに、温泉街が作られているようなのです。
木村泰治は秋田県大潟の出身で、いったんは官僚になりますが、二葉亭四迷のすすめで台湾の新聞社に転身します。
台湾は、日清戦争(1894~1895)によって清(中国)から得たため、1900年初頭の台湾は日本の統治下にありました。
木村泰治は、1908年に新聞社を辞め、台湾土地建物株式会社を設立し、実業家として頭角をあらわします。
そして、20社以上の会社を台湾で経営するほどの大成功を収めたのです。
その木村泰治が、1948年に帰国して手がけたのが、岳温泉の開発だったのです。
⇒ 大館郷土博物館 > バーチャル博物館 > 先人顕彰の部屋 > 産業・経済
台湾といえば、風水なしには考えられません。
風水に興味のある人なら、岳温泉に行くと、なんだか風水っぽいな、と気がつくはずです。
山の峰を伝って、龍脈(エネルギー)が流れ、最後は穴(けつ)と呼ばれる池にエネルギーがとどまります。
岳温泉には、たぶん龍穴だろうと思われる鏡ヶ池が、最も低い場所にあります。
引き湯している場所には道路が通っていて、さらに水も流れています。
風水っぽいな、と感じたのは地図を見たときなのですが、実際に足を運び、岳温泉を開発した人が台湾で都市開発を行っていたと知り、岳温泉=風水の温泉街は確信に変わりました。
西から東、やや南東に傾いた温泉街なのです。
日本では、四神相応という言葉があります。
平安京が風水的に優れていることを示すときには、必ず使われる言葉です。
北に玄武、東に青龍、西に白虎、南に朱雀、というものです。
北に山、東に川、西に街道、南に池、というような配置が良いという、日本では伝統的な都市計画の考え方です。
ところが、風水の本場である台湾や香港では、四神と方位と合致させて考えるわけではないようです。
方位に関係なく、後ろの山を玄武、左山を青龍としています。
Google Earthでみると、背後の玄武にあたる山が安達太良山、左山の青龍にあたるのが岳温泉の北側を横切っているところなのではないでしょうか。
木村泰治は、気があつまる明堂とよばれる場所として、岳温泉を開発したのだと思います。
現在は、8キロ先の源泉から引き湯しています。
江戸時代後期の「諸国温泉効能番付表」では、岳温泉は、東北では最高位の前頭二枚目と評されています。
『瘡毒に吉』、つまり慢性皮膚病、切り傷、火傷、神経痛に効能があるとされていたのです。
源泉の温度が60度近くありますので、源泉かけ流しの状態だと、かなり熱いです。
施設によって温度調節のやり方は異なりますが、湯量によって温度を適温にしている施設もあるので、源泉かけ流しを楽しめます。
無色、透明、においもあまり感じませんが、湯船のそこには白い湯の花が沈殿しています。
酸性なのでサラッとした感触の温泉です。
そして、長時間はいっていると、湯あたりすること間違いなしです。
わたしは、30分間、出たり入ったりしながら、温泉を楽しんでいましたが、汗が大量に出てきて、ぼーっとしてしまいました。
その後、鏡ヶ池をめぐり、ランチをする頃には汗だくです。
岳温泉では、湯あたりに注意してください。
ところで、岳温泉に関する詳細は、以下に紹介していますので、こちらを読んでくださいね。
⇒ 二本松市 岳温泉
この日の日盤では、北に九紫火星が位置していました。
北を吉方位としてとると、
実は、しばらく前からよく眠れていなかったのですが、岳温泉から帰ってからは、なぜか夜中に目覚めることもなく、眠れています。
うーん、不思議。
九紫火星は、火・太陽を象意としていて、エネルギーは上昇を示しています。
いっぽう、北は一白水星の定位なので、水を象意とし、エネルギーは下降をしめします。
つまり、エネルギーは循環するという暗示があります。
「よく考えるようになる」「免疫機能が良くなる」「上司の引き立てがある」などは、このエネルギーの循環によるものと考えられます。
とはいえ、日帰りの祐気取りなので、ここまでの効果があると期待はできませんが・・・。
でも、気分転換になりましたし、風水的に考えられた温泉街があることもわかりました。
岳温泉はこじんまりとしていますが、清潔で、JR二本松駅から路線バスで25分ですから、気軽に行くことができますよ。
<関連の投稿>
複数の拠点で生活している人の場合の吉方位旅行とは?
二本松市 岳温泉
大地と宇宙のエネルギーを、わたしは福島で得ています。
これではいけない!福島でも祐気取りしなければ!ということで、日帰りで吉方位に行ってきました。
岳温泉は、福島県の真ん中あたりにある、とても古い温泉街です。
湯治の効果が高いことでも有名な温泉で、酸性温泉になります。
草津温泉と同じです。
たぶん、子どものころに行ったことがあるのだろうとは思うのですが、大人になってからは初めて。
岳温泉は、コンパクトな温泉街なのでした。
風水的な温泉街
温泉街というのは、源泉を中心に宿が軒を並べて、自然発生的にできてくるものだと思うのですが、計画的につくられた温泉街というものがあります。その代表が、伊香保温泉です。
伊香保温泉には、石段街はとよばれる階段の両脇に、温泉宿が軒を並べる場所がありますが、あの石段街は、430年前に、日本で初めての温泉街計画に基づいて開発された温泉街なのです。
365段ある石段の下には、元湯と呼ばれる源泉からの温泉が流れていて、この温泉をそれぞれの宿が引き込んでいるのです。
⇒ 【北西へ吉方位旅行】伊香保温泉は傾斜のきつい町でした
伊香保温泉だけでなく、元湯と呼ばれる源泉から流れ出る温泉を、管をつかって流している温泉街は少なくありません。
福島の岳温泉も、伊香保温泉のように引き湯して、その両側に温泉宿が軒を連ねるという温泉街です。
ちょっと違うのは、どうも風水的な計画のもとに、温泉街が作られているようなのです。
秋田出身の台湾で成功した実業家による岳温泉開発
現在の岳温泉を計画・整備したのは、木村泰治(きむらたいじ)という人物です。木村泰治は秋田県大潟の出身で、いったんは官僚になりますが、二葉亭四迷のすすめで台湾の新聞社に転身します。
台湾は、日清戦争(1894~1895)によって清(中国)から得たため、1900年初頭の台湾は日本の統治下にありました。
木村泰治は、1908年に新聞社を辞め、台湾土地建物株式会社を設立し、実業家として頭角をあらわします。
そして、20社以上の会社を台湾で経営するほどの大成功を収めたのです。
その木村泰治が、1948年に帰国して手がけたのが、岳温泉の開発だったのです。
⇒ 大館郷土博物館 > バーチャル博物館 > 先人顕彰の部屋 > 産業・経済
台北の都市開発といえば風水じゃない?
ここで注目すべきは、木村泰治が台北の都市開発に深く関わっていた、という点です。台湾といえば、風水なしには考えられません。
風水に興味のある人なら、岳温泉に行くと、なんだか風水っぽいな、と気がつくはずです。
山の峰を伝って、龍脈(エネルギー)が流れ、最後は穴(けつ)と呼ばれる池にエネルギーがとどまります。
岳温泉には、たぶん龍穴だろうと思われる鏡ヶ池が、最も低い場所にあります。
引き湯している場所には道路が通っていて、さらに水も流れています。
温泉街の中心をながれる水 |
風水っぽいな、と感じたのは地図を見たときなのですが、実際に足を運び、岳温泉を開発した人が台湾で都市開発を行っていたと知り、岳温泉=風水の温泉街は確信に変わりました。
台湾式風水とは?
ところが、岳温泉は南北にひろがる温泉街ではないのです。西から東、やや南東に傾いた温泉街なのです。
日本では、四神相応という言葉があります。
平安京が風水的に優れていることを示すときには、必ず使われる言葉です。
北に玄武、東に青龍、西に白虎、南に朱雀、というものです。
北に山、東に川、西に街道、南に池、というような配置が良いという、日本では伝統的な都市計画の考え方です。
ところが、風水の本場である台湾や香港では、四神と方位と合致させて考えるわけではないようです。
方位に関係なく、後ろの山を玄武、左山を青龍としています。
Google Earthでみると、背後の玄武にあたる山が安達太良山、左山の青龍にあたるのが岳温泉の北側を横切っているところなのではないでしょうか。
木村泰治は、気があつまる明堂とよばれる場所として、岳温泉を開発したのだと思います。
酸性泉の岳温泉は古くから栄えた湯治の温泉
岳温泉は、災害や戦乱のために、何度も温泉街が移動しました。現在は、8キロ先の源泉から引き湯しています。
江戸時代後期の「諸国温泉効能番付表」では、岳温泉は、東北では最高位の前頭二枚目と評されています。
『瘡毒に吉』、つまり慢性皮膚病、切り傷、火傷、神経痛に効能があるとされていたのです。
源泉の温度が60度近くありますので、源泉かけ流しの状態だと、かなり熱いです。
施設によって温度調節のやり方は異なりますが、湯量によって温度を適温にしている施設もあるので、源泉かけ流しを楽しめます。
湯量を絞って適温をキープ |
無色、透明、においもあまり感じませんが、湯船のそこには白い湯の花が沈殿しています。
酸性なのでサラッとした感触の温泉です。
そして、長時間はいっていると、湯あたりすること間違いなしです。
わたしは、30分間、出たり入ったりしながら、温泉を楽しんでいましたが、汗が大量に出てきて、ぼーっとしてしまいました。
その後、鏡ヶ池をめぐり、ランチをする頃には汗だくです。
岳温泉では、湯あたりに注意してください。
ところで、岳温泉に関する詳細は、以下に紹介していますので、こちらを読んでくださいね。
⇒ 二本松市 岳温泉
【方徳】北を吉方でとると・・・
岳温泉は、北の方位にあります。この日の日盤では、北に九紫火星が位置していました。
北を吉方位としてとると、
- よく眠れるようになる
- 人との出会いによって人生が好転する
- 物事を深く考えられるようになる
実は、しばらく前からよく眠れていなかったのですが、岳温泉から帰ってからは、なぜか夜中に目覚めることもなく、眠れています。
うーん、不思議。
【方徳】北の九紫火星を吉方でとると・・・
- 深く考えることができるようになり、将来の方針に迷いがなくなる
- 以前の交流や交際の復活が期待できる
- 手形・小切手・契約書や押印に間違いがなくなる
- 上司からの引き立てがある、良い教師と出会う
- 免疫機能が向上する
九紫火星は、火・太陽を象意としていて、エネルギーは上昇を示しています。
いっぽう、北は一白水星の定位なので、水を象意とし、エネルギーは下降をしめします。
つまり、エネルギーは循環するという暗示があります。
「よく考えるようになる」「免疫機能が良くなる」「上司の引き立てがある」などは、このエネルギーの循環によるものと考えられます。
とはいえ、日帰りの祐気取りなので、ここまでの効果があると期待はできませんが・・・。
でも、気分転換になりましたし、風水的に考えられた温泉街があることもわかりました。
岳温泉はこじんまりとしていますが、清潔で、JR二本松駅から路線バスで25分ですから、気軽に行くことができますよ。
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二本松市 岳温泉
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