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「金局三合」って、結局ナニ?
という質問をいただきました。
丑(うし)、巳(み)、酉(とり)の方位を吉方位にとって、3年以内に巡ると、金運や財運がアップするというもので、吉方位旅行でクリアしたほうが良いステージのようなものです。
毎月、吉方位を目指して旅行しているので、ちょっと難しい問題に取り組むようなものでもあります。
今回は、金局三合について、これまでよりも詳しく書いていきたいと思います。
丑ー北北東
巳ー南南東
酉ー西
そして、それぞれの方位には、仏様がいらっしゃします。
丑ー北北東ー荼枳尼天(だきにてん)または稲荷大明神(いなりだいみょうじん)
巳ー南南東ー弁財天(べんざいてん)
酉ー西ー大黒天(だいこくてん)
三合の方位は、九星盤の方位でみると正三角形になります。
吉方位旅行の場合は、中心が自宅となるので、正三角形の重心に自宅を置くことになります。
距離的には、正三角形を描くように、自宅から等距離にある場所選ぶとよいといわれますが、あまり気にしなくても良いみたいです。
それよりは、方位のほうが大切です。
自宅から見て、丑・巳・酉の方位にあたっていなければ、金局三合は成立しません。
日本では、稲荷信仰と混同されて習合していますが、もともとはヒンズー教の神様のひとりでした。
仏様の姿としては、白狐に乗る天女として、剣や宝珠、稲の束や鎌などを持った姿としてあらわされます。
一見すると、やさしい仏様のようにみえますが、もともとは人肉を食べる神として恐れられていました。
また、荼枳尼天(だきにてん)をお祀りすると、生命をかけて最後までお祀りしなければならない難しい仏様でもあります。
稲荷大明神と習合されているので、稲荷神社と称する神社やお寺には、荼枳尼天(だきにてん)がいらっしゃることが多いです。
また、開運の神社やお寺にも、荼枳尼天(だきにてん)がお祀りされていることがあります。
弁財天も、ヒンズー教の神様が日本に輸入され、のちに財宝神という性格をもったものです。
奈良県天川村の天河大弁財天社は、役小角(えんのおずぬ)が開いた修験道の霊場のひとつですが、弁財天をお祀りした神社として有名です。
弁財天は、財宝神としての性格を持っているため、さまざまな形で、日本中でお祀りされています。
大黒天は、「七福神」のなかの大黒様として知られ、食物・財福を司る神さまとして広く信仰されています。
大黒天もヒンズー教ゆかりの神様でしたが、密教の伝来とともに日本に伝わりました。
財福の仏様として広く信仰を集めましたが、大国主(おおくにぬし)と混同、習合されて、背中に大きな袋をもち、米俵に乗り、ネズミがお使いという姿へと変貌していきます。
「七福神」のうちの大黒天と弁財天は、どちらも福の神、なかでも財福の神さまです。
大黒天のいらっしゃる西(酉)の方位、弁財天のいらっしゃる南南東(巳)の方位に行くことは、金運や財運アップのためには当然だと思いませんか。
それに、西は九星気学では七赤金星の定位です。
七赤金星は交際が広まることや、収穫や現金などを意味しています。
では、北北東の荼枳尼天(だきにてん)は、どんな意味を持っているのでしょうか?
本来は怖い神様であった荼枳尼天(だきにてん)が、稲荷大明神と混同、習合されていることに大きな意味があると思われます。
稲荷と狐は同一視されていますが、狐は、米蔵に出るネズミを退治するところから、倉の番人として信仰されています。
狐のしっぽが稲穂に似ていることもあって、米を主食とし、お金のように扱ってきた日本人にとっては、とても大切な守り神だったと思います。
その狐がいる方位である北北東は、丑、つまり鬼門に位置しています。
丑の方位は、八白土星が定位ですから、積み上げる‣貯めるという作用が働きます。
つまり蔵です。
その蔵に貯めたものが減らないように、稲荷大明神のお使いである狐に守ってもらうという意味があるのです。
宝くじが当たるような努力をしなければ、ご利益はないと考えた方が良さそうです。
たとえば、よく当たるという窓口で買うとか、買ったら大黒様と一緒にお祀りするとか、いろいろです。
それよりも大切なことは、西の方位で得た方徳である、交際が活発になることや、東南の方位で得た方徳であるエネルギーが活発になること、そして北東の方位で得た方徳である、努力することや縁者とのつながりなどを有効に生かす努力をすることなのではないでしょうか。
今回、改めて方位にいらっしゃる仏様のことを調べて、こんな結論になりました。
運気は20倍に上がるけど、なにもしない人のところには、金局三合で得た運気は降りてこない。
自分から、はじめの一歩を歩みださないといけないんです、きっと。
<関連の投稿>
祐気取りとは?毎月の吉方位旅行の効果とは?
【西へ吉方位旅行】大阪へ!サムハラ神社と商売繁盛の神社めぐり
【北東へ吉方位旅行】金局三合めざして栃木県馬頭温泉へ
【南東に吉方位旅行】金局三合達成!千倉で日本で唯一の料理の神様に出会う
という質問をいただきました。
丑(うし)、巳(み)、酉(とり)の方位を吉方位にとって、3年以内に巡ると、金運や財運がアップするというもので、吉方位旅行でクリアしたほうが良いステージのようなものです。
毎月、吉方位を目指して旅行しているので、ちょっと難しい問題に取り組むようなものでもあります。
今回は、金局三合について、これまでよりも詳しく書いていきたいと思います。
それぞれの方位にいらっしゃる仏さま
金局三合は、丑(うし)、巳(み)、酉(とり)の3つの方位を吉方位として、旅行することだと書きましたが、より具体的には次の方位になります。丑ー北北東
巳ー南南東
酉ー西
そして、それぞれの方位には、仏様がいらっしゃします。
丑ー北北東ー荼枳尼天(だきにてん)または稲荷大明神(いなりだいみょうじん)
巳ー南南東ー弁財天(べんざいてん)
酉ー西ー大黒天(だいこくてん)
三合の方位は、九星盤の方位でみると正三角形になります。
吉方位旅行の場合は、中心が自宅となるので、正三角形の重心に自宅を置くことになります。
距離的には、正三角形を描くように、自宅から等距離にある場所選ぶとよいといわれますが、あまり気にしなくても良いみたいです。
それよりは、方位のほうが大切です。
自宅から見て、丑・巳・酉の方位にあたっていなければ、金局三合は成立しません。
丑の方位の荼枳尼天(だきにてん)
荼枳尼天(だきにてん) |
日本では、稲荷信仰と混同されて習合していますが、もともとはヒンズー教の神様のひとりでした。
仏様の姿としては、白狐に乗る天女として、剣や宝珠、稲の束や鎌などを持った姿としてあらわされます。
一見すると、やさしい仏様のようにみえますが、もともとは人肉を食べる神として恐れられていました。
また、荼枳尼天(だきにてん)をお祀りすると、生命をかけて最後までお祀りしなければならない難しい仏様でもあります。
稲荷大明神と習合されているので、稲荷神社と称する神社やお寺には、荼枳尼天(だきにてん)がいらっしゃることが多いです。
また、開運の神社やお寺にも、荼枳尼天(だきにてん)がお祀りされていることがあります。
巳の方位の弁財天(べんざいてん)
「七福神」の一員として宝船に乗っている女性の姿をした仏様が、弁財天です。弁財天も、ヒンズー教の神様が日本に輸入され、のちに財宝神という性格をもったものです。
奈良県天川村の天河大弁財天社は、役小角(えんのおずぬ)が開いた修験道の霊場のひとつですが、弁財天をお祀りした神社として有名です。
弁財天は、財宝神としての性格を持っているため、さまざまな形で、日本中でお祀りされています。
酉の方位の大黒天(だいこくてん)
大阪の大国主神社(おおくにぬしじんじゃ) |
大黒天は、「七福神」のなかの大黒様として知られ、食物・財福を司る神さまとして広く信仰されています。
大黒天もヒンズー教ゆかりの神様でしたが、密教の伝来とともに日本に伝わりました。
財福の仏様として広く信仰を集めましたが、大国主(おおくにぬし)と混同、習合されて、背中に大きな袋をもち、米俵に乗り、ネズミがお使いという姿へと変貌していきます。
金局三合の意味するところとは?
それぞれの方位にいらっしゃる仏様を知れば、金局三合の意味するところは、なんとなくお分かりになるのではないでしょうか。「七福神」のうちの大黒天と弁財天は、どちらも福の神、なかでも財福の神さまです。
大黒天のいらっしゃる西(酉)の方位、弁財天のいらっしゃる南南東(巳)の方位に行くことは、金運や財運アップのためには当然だと思いませんか。
それに、西は九星気学では七赤金星の定位です。
七赤金星は交際が広まることや、収穫や現金などを意味しています。
では、北北東の荼枳尼天(だきにてん)は、どんな意味を持っているのでしょうか?
本来は怖い神様であった荼枳尼天(だきにてん)が、稲荷大明神と混同、習合されていることに大きな意味があると思われます。
稲荷と狐は同一視されていますが、狐は、米蔵に出るネズミを退治するところから、倉の番人として信仰されています。
狐のしっぽが稲穂に似ていることもあって、米を主食とし、お金のように扱ってきた日本人にとっては、とても大切な守り神だったと思います。
その狐がいる方位である北北東は、丑、つまり鬼門に位置しています。
丑の方位は、八白土星が定位ですから、積み上げる‣貯めるという作用が働きます。
つまり蔵です。
その蔵に貯めたものが減らないように、稲荷大明神のお使いである狐に守ってもらうという意味があるのです。
努力なしに金局三合のご利益ナシ!?
金局三合を達成したとしても、なんとなく、「宝くじあたらないかな~」と思っていては、宝くじは当たらないのです。宝くじが当たるような努力をしなければ、ご利益はないと考えた方が良さそうです。
たとえば、よく当たるという窓口で買うとか、買ったら大黒様と一緒にお祀りするとか、いろいろです。
それよりも大切なことは、西の方位で得た方徳である、交際が活発になることや、東南の方位で得た方徳であるエネルギーが活発になること、そして北東の方位で得た方徳である、努力することや縁者とのつながりなどを有効に生かす努力をすることなのではないでしょうか。
今回、改めて方位にいらっしゃる仏様のことを調べて、こんな結論になりました。
運気は20倍に上がるけど、なにもしない人のところには、金局三合で得た運気は降りてこない。
自分から、はじめの一歩を歩みださないといけないんです、きっと。
<関連の投稿>
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【西へ吉方位旅行】大阪へ!サムハラ神社と商売繁盛の神社めぐり
【北東へ吉方位旅行】金局三合めざして栃木県馬頭温泉へ
【南東に吉方位旅行】金局三合達成!千倉で日本で唯一の料理の神様に出会う
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