- リンクを取得
- ×
- メール
- 他のアプリ
2月の吉方位旅行(吉方旅行)は秩父です。
北西で干支の吉方位と重なるため、本当は亥(北北西)に行くべきだったのですが、今年は雪が多いので日本海側は断念し、山深いところも避けたほうが良いと判断しての秩父です。
秩父は、我が家からみて戌(西北西)の方位。
戌年になって最初の吉方位旅行でもあり、戌の方位は良いかもしれない、と思いました。
そして秩父に行ってみると、そこはお金の歴史と金運アップの神社があったのでした~。
北西は、そもそも六白金星の定位です。
六白金星は「天」「太陽」を意味していて、完全無欠の存在です。
また六白金星は、鉱物や原石を意味しており、素朴で剛健、磨けば貴石になるという可能性を秘めています。
北西を吉方位でとると、次のような効果があるとされています。
北西で干支の吉方位と重なるため、本当は亥(北北西)に行くべきだったのですが、今年は雪が多いので日本海側は断念し、山深いところも避けたほうが良いと判断しての秩父です。
秩父は、我が家からみて戌(西北西)の方位。
戌年になって最初の吉方位旅行でもあり、戌の方位は良いかもしれない、と思いました。
そして秩父に行ってみると、そこはお金の歴史と金運アップの神社があったのでした~。
【方徳】北西を吉方でとると・・・
北西は六白金星の定位
今月の北西には六白金星が回座しています。北西は、そもそも六白金星の定位です。
六白金星は「天」「太陽」を意味していて、完全無欠の存在です。
また六白金星は、鉱物や原石を意味しており、素朴で剛健、磨けば貴石になるという可能性を秘めています。
北西を吉方位でとると、次のような効果があるとされています。
- 目上の人の引き立てがあります。
- 新しい仕事が生まれます。
- 独立精神が旺盛になります。
- 実行力がつきます。
- 勝負運が強くなります。
- 投機的なことで成功します。
- 博愛的な気持ちが生じます。
- 信仰心が厚くなります。
【方徳】北西の六白金星を吉方でとると
北西の六白金星を吉方としたとき、次のような方徳があるとされます。- 心身が充実して活動的になります。
- 実力のある後援者を得て、トップの座につきます。
- 指導者やリーダーなど、人の上に立つような人物になれます。
- 出世します。
- 物質的にも恵まれ、株式や投機などで大きな利益を生みます。
後ろ盾がついて、金銭的にも良いということのようです。
なんだか、すごいですね。
そんな北西の吉方位・秩父での吉方位旅行では、六白金星の象意の数々に出会うのでした。
バスで75分ゆられて秩父のパワースポット 三峯神社へ
いつものことですが、吉方位旅行のときは、最初の目的地だけを決めておいて、ほかは現地で観光マップなどを見て、直感で翌日の予定を決めることにしています。
最初から行こうと決めていたのは、秩父のパワースポットとして有名な三峯神社です。
三つ鳥居のまえに立つ狼 |
しかし、この三峯神社、レッドアローで池袋から西武秩父駅に到着する時間と同じくらい、西武秩父駅前から出ている特急バスに揺られます。
山道を約75分、バスに揺られるのです。
どんだけ山の中なんだ、三峯神社。
ところが、三峯神社の駐車場はだだっ広く、パワースポットとしての人気を改めて知る思いでした。
社殿は色彩豊か |
秩父のパワースポット 三峯神社とは?
景行天皇が、ヤマトタケル(日本武尊)を東国の平定にむかわせたときに、ヤマトタケルが、甲斐国(山梨)から上野国(群馬)を経て、碓氷峠にむかう途中に三峯神社の建っている山に登り、その美しさに感動して、伊弉諾尊(いざなぎのみこと)と伊弉册尊(いざなみのみこと)の二神をお祀りになったことがはじまりです。そして役小角(えんのおづぬ)が、三峯神社で修業したとも伝わっています。
山深い三峯神社の境内に行くと、修験道がこの地に根付いた理由もわかります。
本当に険しい山また山なのです。
雲海が見られることもあるという見晴らし台 |
江戸時代には、秩父山中に棲息する狼を、農作物を守る眷族「お犬さま」として崇めるようになりました。
さらに、この狼が盗戝や災難から守る神と解釈されるようになって、狼の護符を受けること(御眷属信仰)が流行りました。
三峯神社に参詣するための講(三峯講)が、修験者たちによって関東や東北、信州などで組織されたました。
参道には、それらの講が建てた石碑がたくさんあります。
三峯神社で敷石の龍に出会う
その三峯神社では、平成24年に敷石にあらわれたという龍に出会いました。本殿の敷石にうかぶ龍 |
これは良いしるしなのかもしれないと思って、さっそく御守りを探してみると、金運アップの龍の御守りがありました。
が、昨年いった金櫻神社の水晶の護符とくらべると、あまりにも安っぽくて購入を断念しました。
宿泊は天然温泉のある秩父の国民宿舎
この日は三峯神社だけにして、小鹿野町にある国民宿舎へ。名前も「両神(りょうかみ)荘」という、なんだか神々しい国民宿舎です。
露天風呂もありますが、温泉成分を楽しむなら、内湯のほうがおすすめ |
ここの温泉は、湧出温度が25度という温泉で、加温しています。
しかも循環式。
塩素殺菌もされていて、温泉と呼ぶには少しばかりがっかりなところもあるのですが、アルカリ性で美肌の湯。
お肌がツルツルになります。
ハーフバイキングと埼玉自慢のお酒
ここでは、埼玉県の日本酒、ワイン、ウィスキーなどといっしょに、おいしい食事が楽しめます。こちらはバイキングで食べ放題 |
ここの夕食は、半分は決まったものがでて、残りはバイキングで食べ放題というシステムです。
「両神(りょうかみ)荘」ではハーフバイキングと呼んでいます。
バイキングのヒレかつは、いくらでも食べられそうなおいしさです。
おいしいウィスキーのハイボールのおかげで、3枚も食べちゃいました!
ネット限定宿泊プランがお得です。
|
日本で初めての通貨「和同開珎」鋳造のパワースポットへ
翌日は、秩父鉄道の三峰口駅から和同黒谷(わどうくろや)駅へむかい、金運のパワースポット 聖(ひじり)神社を目指しました。第43代元明天皇の時代に、日本で初めて高純度の自然銅(ニギアカガネ、和銅)が産出し、朝廷に献上します。
これを喜んだ天皇は、「和銅」と改元し、和同開珎を鋳造させました。
銅の露天掘りの場所が聖神社の周辺であったことから、和同開珎の里になっています。
歴史でかじっただけの日本初の通貨が、秩父から出たなんてわくわくしますし、お金と直接の関係がある神社というのも珍しいです。
銭金様と慕われています |
聖神社の来歴 |
宝くじに当たった方のご報告があったりして、本当に金運がアップしそうな神社です。
わたしもおみくじを引いたり、護摩木に願いを書いてお炊き上げしていただけるようにお納めしたりしました。
聖神社から和同の露天掘り跡へ
聖神社の参拝だけでは片手落ちです。そこで、歩いて15分ほど先にある、和同の露天掘り跡へとむかいました。
こちらのほうが、六白金星の吉方位なので、和銅(原石)が算出した場所は、本当の意味でパワースポットであり、大切だと考えたのです。
露天掘りは右手のほうで行われていました |
細い山道を歩いていると、不安になりますが、こんなところに、キラキラ光る銅があったんです。
山の裾野の、狭い場所です。
道の途中に、和同に関するさまざまな解説がありますから、行かれたら、ぜひ読んでみてください。
銅があるところには特別な植物が生えている、というような伝説もあったようです。
妙見信仰と関係の深いパワースポット 秩父神社へ
平成28年12月に、「秩父祭の屋台行事と神楽」を含む『山・鉾・屋台行事』33件が、ユネスコ無形文化遺産に登録されました。その秩父祭は、秩父神社の祭礼です。
秩父夜祭として知られているお祭ですが、まったく情報を持ち合わせません。
しかし秩父神社は、社殿が美しく、さすが秩父地方の総鎮守であり、パワースポットだと感じました。
三峯神社、宝登山神社とともに秩父三社の一社です。
パワースポット 秩父神社とは?
崇神天皇の時代、初代の知知夫国造である知知夫彦命(ちちぶひこのみこと)が、祖神の八意思兼命(やごころおもいかねのみこと)を祀ったと、秩父神社の来歴には記されています。秩父神社 |
御祭神は、八意思兼命 (やごころおもいかねのみこと)、知知夫彦命 (ちちぶひこのみこと)、鎌倉時代に合祀された天之御中主神 (あめのみなかぬしのかみ)、そして昭和天皇の弟である秩父宮雍仁親王が昭和28年に合祀されました。
つなぎの龍 |
秩父神社には、もともとは妙見菩薩信仰のあった神社です。
妙見信仰は、インド発祥の菩薩信仰が、中国で道教の北極星信仰と習合したものです。
北辰(北極星)信仰とも言います。
妙見信仰では、姿のきれいな北側にある山を妙見山と呼ぶことがあり、日本中に妙見山があります。
秩父では武甲山が、霊山、つまり妙見山として尊崇を集めています。
妙見山の特徴は、きれいな三角形の稜線であること。
姿の美しい山が妙見山として信仰されました。
北辰のふくろう |
社殿の北側には、北辰のふくろうが彫刻されています。
仏教と神道が同じ場所にあった神仏習合時代の名残ですね。
八大龍王宮のパワースポット 今宮神社
秩父神社から10分ほどあるくと、秩父今宮神社があります。秩父霊場の発祥の地とされていて、八大龍王宮と呼ばれています。
八大龍王とは「水をつかさどる神」であり、秩父霊場を開いたとされています。
そして、役小角によって、八大龍王がこの地に祀られたと言われています。
秩父今宮神社 |
簡素なお社 |
もともと秩父市内には湧水が多く、湧水の場所には神社やお寺が建てられたり、または霊場となっています。
その一つで「龍神水」と呼ばれているのが、今宮神社の武甲山の伏流水です。
これは、秩父最古の泉であり、毎年4月4日の水分祭(みくまりさい)では、龍神水を秩父神社に授与しています。
清龍の滝 |
この龍神水でお金を洗うと、一粒万倍となると言われています。
つまり100円が100万円になるということです。
また、この龍神水をお風呂にいれると、病気が治るなどの効果があるのだとか。
御神木の千年欅 龍神木 |
龍神が祀られる条件とは?
今宮神社のパンフレットには、龍神が祀られる3つの条件が書かれています。これによると、
- 霊山があること。秩父では武甲山のこと。
- 近くに岩洞または樹洞、つまり洞(ほら)があること。今宮神社では欅にある洞。
- 湧き水のあること。今宮神社の龍神池のこと。
の3点です。
そして、イザナギ・イザナミの男女の神が祀られていることが、龍神のなかでも神格の高い八大龍王が祀られることになったようです。
龍神池 |
もちろんお水もいただいてきました。
そして、役小角が祀られているお堂にもお参りしました。
このとき、風が右手から、ふぁさ~と吹いてきました。
この風は、サムハラ神社でも吹いてきた風に似ています。
【西へ吉方位旅行】大阪へ!サムハラ神社と商売繁盛の神社めぐり
もともと今宮神社は今宮観音堂と一緒だったので、今は14番札所となっている今宮観音堂にも足を伸ばしました。
今宮観音堂 |
修験道の開祖 役小角(役行者)とは?
役小角(えんのおづぬ、役行者)は、修験道の開祖といわれる人物です。賀茂氏の出身とされ、古神道、仙道、道教、仏教などを修め、各地の霊山を開いたとされています。
三峯神社でも役小角が登場していますので、修験道と関係の深い秩父地方の神社やお寺には、欠かすことのできない人物なのではないでしょうか。
不思議な力を持っていたとされていて、のちに光格天皇から「神変大菩薩(じんぺんだいぼさつ)」という諡(おくりな)を贈られています。
今宮神社には、825年に弘法大師が訪れて、役小角に報恩護摩供養をなさったそうです。
龍は六白金星の象意
三峯神社や今宮神社での龍神との出会いは、六白金星の象意に龍がいることと、不思議にも合致してしまいました。しかも、聖神社の和銅は、鉱石。
これも六白金星を表しています。
なんだか、とっても良いタイミングで、吉方位に出かけたようです。
役小角さまからも歓迎されたみたいなので、方徳があったら、ぜったいにお礼参りしないといけませんね。
西武秩父駅近くの招き猫 |
<関連の投稿>
【西へ吉方位旅行】大阪へ!サムハラ神社と商売繁盛の神社めぐり
【北西へ吉方位旅行】草津♨良いとこ~♪一度はおいで(^^♪
【北西へ吉方位旅行】北国街道の宿場・岩室温泉と弥彦神社
確実に人生のリスクを減らしポジティブになるには?
二十七宿別 性格と2018年後半の運気(密教宿曜占星術)
コメント