【北西へ吉方位旅行】伊香保温泉は傾斜のきつい町でした

今月の吉方位旅行は、伊香保温泉です。

伊香保温泉といえば、石段街です。

それくらいの知識で出かけた伊香保温泉ですが、発見がたくさんありました。





日本初の温泉街計画でつくられた伊香保

この石段街は、430年前に日本で初めての温泉街計画に基づいて開発された温泉街です。

365段ある石段の下には元湯と呼ばれる源泉から温泉が流れています。

温泉が流れている様子は、あちこちで確認することができます。

吉方位 伊香保温泉

吉方位 伊香保温泉
石段街の下から
石段街には200年以上昔に、大家と呼ばれる12の温泉宿がありました。

それぞれの宿のあった場所に、十二支の印が石段に残されています。

干支はそれぞれの家紋のような意味合いを持っていました。

吉方位 伊香保温泉
あちこちに点在しています。

延喜式に名が残る伊香保神社

この石段街のもっとも奥にあるのが伊香保神社です。

825年(天長2年)の創建。

延喜式では名神大社。

延喜式に名を残している神社は二千余りありますが、そのなかのひとつが伊香保神社です。

「上野国交替実録帳」では正一位。上野国三宮。

吉方位 伊香保温泉

吉方位 伊香保温泉


飲泉もできる伊香保温泉

伊香保神社のさらに奥にあるのが、源泉のお風呂(公営)と飲泉所です。

お風呂のほうはメンテナンスのためお休みでしたが、飲泉所では温泉を飲んできました。

吉方位 伊香保温泉

吉方位 伊香保温泉

伊香保の飲泉の歴史は、ドイツ人医学者のベルツによるものらしいです。

味は、甘味がつよい、まずいお湯、という感じです。

あまりのまずさに、ひとくちで飲むのを止めてしまいました。

ちなみにベルツ博士は、この地に御用邸を建設させる原動力ともなります。

明治天皇が伊香保温泉に御用邸を建設して、昭和20年まで存続しました。

今は群馬大学の研究施設となっています。

吉方位 伊香保温泉

明治天皇も温泉を飲んでいたんでしょうか。


万葉集の時代から湧出する源泉こがね(黄金)の湯

さて、温泉です。

伊香保温泉は、こがね(黄金)の湯と呼ばれる鉄分の多い温泉と、しろがね(白銀)の湯と呼ばれる単純泉のふたつの源泉があります。

こがね(黄金)の湯のほうは、万葉集の時代から湧出する源泉です。

吉方位 伊香保温泉
茶色くにごったこがねの湯
吉方位 伊香保温泉
ライトで青く見えてるだけ
しろがねの湯

温まる~、と思ったのはこがねの湯の方でした。

手指の先まで温まって湯冷めしにくいと感じました。


女子にやさしい洋風旅館

今回お世話になった宿は、本格旅館の本館とこじんまりとした洋館の別館がありまして、わたしは別館に泊まりました。

露天風呂は本館のみのため、別館から本館まで歩いて移動。

寒風のなか5分。

浴衣姿で湯冷めしないかな、と思いましたが、毛布のようなコートがありまして、これがぬくぬくなのでした。

移動用のバッグもあり、ある意味、とても洗練されていました。

女子心をくすぐる、おもてなしです。

吉方位 伊香保温泉

吉方位 伊香保温泉
カバーがついた脱衣かご

吉方位 伊香保温泉
別館ロビー

吉方位 伊香保温泉
別館ダイニング



大満足のコース料理

お料理はコースでいただきます。

吉方位 伊香保温泉

吉方位 伊香保温泉

吉方位 伊香保温泉

吉方位 伊香保温泉

吉方位 伊香保温泉

デザートがボリュームがあります。


意外な史跡・ハワイ王国公使別邸

伊香保温泉に残る史跡で有名なものに、ハワイ王国公使別邸があります。

吉方位 伊香保温泉
ハワイ王国公使別邸

吉方位 伊香保温泉
お庭

吉方位 伊香保温泉

ここは、アメリカ合衆国ハワイ州が独立国だった当時の駐日ハワイ王国弁理公使ロバート・W・アルウィン氏が夏に別荘として使用していた建物の一部で、日本に現存するハワイ王国の数少ない建物のひとつ。

山々を一望できる絶景の場所にあります。

吉方位 伊香保温泉

ロバート・W・アルウィンは、日本人女性と結婚し81歳でなくなるまで日本で暮らしました。

日本初の国際結婚として認められています。

実際に使用されていた家具や道具類などが展示されており、アルウィンが当時の明治政府において重用されていたであろうこともわかる資料が、資料館には残されており、歴史好きにはおすすめのポイントです。


【方徳】北西を吉方にとると

最後に、今回の吉方位旅行で期待できる効果についてです。

今月は北西(六白金星)の方位に九紫火星があります。

まず北西を吉方でとったときの象意について。
  • やる気が出る
  • 決断力がでてくる
  • 独立心が芽生える
  • 後援者が得られる
  • 資金的な援助が得られる
  • 良いリーダーになれる
  • 根気が良くなる
  • 大極を確立させることができる
  • 運が良くなる

【方徳】北西の九紫火星を吉方でとると

そして、北西の九紫を吉方でとると、
  • 明るく積極的になる。
  • 目先がきき自分で道を切り開くことができる。
  • 向上心が生まれ、上を目指す固い決意を持つ。
  • 勘が良くなり、危険を事前に察知することができる。
  • 父親からの庇護を受け、その力を利用する事ができる。
  • 裁判沙汰が良い方向で解決する。
  • 投機的な勘が働くようになり利益を得る。
  • 官庁との関係や取引が良くなる。
  • 上司の引き立てにより良いポストが得られ出世の糸口が掴める。
  • 出来の悪い上司もしくは従業員が自ら辞めていく。
  • 発案が評価され、昇進する。
  • 現実的な判断力がつき、効率的に業務を進めることができる。
  • 良い指導をする先生に出会い、やる気が起きて学業成績が向上する。
  • 頭・血圧・歯の疾患が改善される。
という効果があるようです。

まとめると、自分を庇護・援助してくれる人が登場したり、勘がよくなる、ということみたいですね。

具体的に「これかな」ということはまだ起こっておりませんが、きっと良いことがあるはずです。

ではまた、来月にお目にかかりましょう。

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